森本千絵×フランク ミュラー。ブランドムービー公開!時の哲学を表現した幻想的な世界観を描くアーティスト、女優、クリエイター対談コンテンツも始動!
ワールド通商株式会社(本社:東京都中央区)は、2019年11月28日(木)より、フランク ミュラー ブランドムービー「Infinitely Together」を公開したようです。
「時」をテーマにした展示イベント開催
今回の動画は、アートディレクター・森本千絵氏が、フランク ミュラーが時計づくりを通して伝えてきた“時の哲学”からインスピレーションを得て、〈時のかたちは、自分自身がつくるもの〉をテーマに制作しました。
砂に寝転ぶ男の子と女の子が登場し、物語が始まります。
感情を宿した数字たちが織りなす、幻想的で美しい世界観にご注目ください。
また、動画の公開を記念し、森本千絵氏と、アーティストや女優、クリエイターなどによる対談コンテンツも今後随時公開予定となっています。
さらに、動画の制作者でもある森本千絵氏の特別インタビューも記載して
おります。
動画に込められた想いや、制作時のインスピレーションについてお伺いしました。
ブランドムービー「Infinitely Together」について
動画内には、フランク ミュラーを代表する4つの時計がモチーフとなったシーンが登場します。
その4つの時計は“Heart to Heart”“CRAZY HOURS”“VANGUARD GRAVITY SKELETON”“COLOR DREAMS”です。
それぞれシーンごとの時計の紹介と共に、動画を紹介していきます。
<ストーリーのモチーフとなっている時計>
<ストーリーのモチーフとなっている時計>
<ストーリーのモチーフとなっている時計>
<ストーリーのモチーフとなっている時計>
森本千絵氏制作 動画「FRANCK MULLER」2003年制作について
森本千絵氏がフランク ミュラーの世界観に共鳴し、2003年に制作した動画を併せてご紹介します。
数字が時計から飛び出し繰り広げるストーリーや、白黒映画のようなノスタルジックな映像など、今回公開する動画との違いをお楽しみください。
出典:FRANCK MULLER - YouTube
インタビューについて
ブランドムービー「Infinitely Together」の公開を記念し、ディレクションを手がけた森本千絵氏へインタビューを実施致しました。
今回の動画についての想いや制作の過程、またその時受けたインスピレーションについてお伺いしました。
旅の思い出、自ら過ごした“過去の時”を表現する「カサブランカ」、ルーレットを組み込み、止まった針が指し示す数字は運命ともいえる“偶然の時”を表現した「ヴェガス」、浮かぶようなトゥールビヨンが重力からの解放を表現する「グラビティ」など、話題作を次々と生み出してきた機械式時計の革命的ブランド「フランク ミュラー」。
16年前に同ブランドのブランドムービーを手がけたアートディレクターの森本千絵さんが今回、新作を完成させた。
クリエイションにおいて“哲学のあるストーリー”を大切にする森本さん。
フランク ミュラーに寄せる思いを明かしてくれた。
「1作目の動画をつくったのは2003年、博報堂に在籍していた頃です。
当時は1週間に1本のペースで目まぐるしく広告を制作していたのですが、もっとじっくり時間をかけてつくりたいと感じていたタイミングで、当時の上司からフランク ミュラーの仕事を任されたんです。
それまではこんな高級時計を見たこともなかったのですが、複雑でゴージャスな機械式時計というものと、フランク ミュラーの時に対するユニークな考え方の虜になりました。
文字盤に描かれた数字がまるで生き物みたいに思えてきて。
動画では時計という生き物を、動いている姿で表現したかった」
当初はキービジュアルを依頼されていたが、森本さんは「時計=動くもの」という考えを具現化すべく、映像でプレゼンテーションすることにした。
コマ撮りのアニメーションを制作するパートナーに選んだのは、エストニアのヌクフィルム。
マイナス20度の極寒の地に飛び立った森本さんは、3カ月にわたって現地の鬼才アニメーターとコツコツ制作に没頭した。
その映像はフランスのカンヌ広告祭で上映され、スタンディングオベーションを受けるほど絶賛される。
「独特の世界観の中に、時代に振り回されない一筋の光みたいなものが表現できた」と森本さんが振り返るこの作品は、その後の彼女の制作活動の原点となったのだ。
月日は過ぎ、森本さんは博報堂から独立。
2007年に事務所 goen°を立ち上げ、次々と話題作を世に送り出す。
その後結婚、出産を経て、現在は4歳の娘の母となった。
クリエイターとして、ひとりの女性として、時間に対する感覚はどのように変化したのだろうか。
「goen°を立ち上げてから、時間は3倍速になりました。
全力を注ぐ仕事を同時に3本くらい進めているからかな。
子どもができてからはさらに加速してます。
娘を寝かせた後、夜中に自分の企画に取り組むこともありますが、5時間くらいは時間を忘れて没頭する。
明け方になって子どものお弁当をつくる時間になってようやくまた時計を意識するようになる。
時間はすべての人に対して同じ速さで進んでいるけれど、時のかたちというのは自分自身がつくるものだと思うんです」
前作から16年の歳月を経て、再びフランク ミュラーの動画を制作することになった今回は「ハート トゥ ハート」「クレイジー アワーズ」「ヴァンガード グラビティ スケルトン」「カラードリーム」の4製品をひとつの物語にまとめあげた。
「前作は時計の数字が主役になっていたけれど、今回は青春のまっただなかにいる男女が数字にコントロールされて、時計の世界に迷い込んでしまう。
最後には月も太陽も現れて、世界の色が変わるという物語です」
「日々の時間は単に経過してゆくだけのものではなく、その時やその場所、個々の気持ちのあり方や感じ方によって、いくつもの違うかたちがある」
というフランク ミュラーの哲学に、森本さんは強く共感する。
「自分自身が変わる時、そこには哲学が存在します。
この時計を着けると、自分の人生における時間の感覚と腕時計が刻む時間がセッションしているように感じられる。フランク ミュラーという魔法の世界に自分が生かされているような気になるんです」
時の概念そのものをデザインしたいと語る森本さん。
目指すのは時代を経ても色あせず、ずっと受け継がれていくものを、商品に寄り添って世の中に提示すること。
そんな彼女の考え方とフランク ミュラーの哲学は、16年の時を経てなお響きあっているのだ。
代官山 蔦屋書店での展示について
2019年12月13日(金)より、代官山 蔦屋書店にて、「時」をテーマにした展示イベント「FRANCK MULLER“Infinitely Together”」を開催いたします。
ブランドムービー「Infinitely Together」とともに、森本千絵氏やゲスト4名との対談写真を展示します。
作品を通してフランク ミュラーが提案する「時の哲学」の世界をお楽しみください。
【概要】
・開催期間:2019年12月13日(金)~12月19日(木)
・開催場所:代官山 蔦屋書店3号館 2階 音楽フロア「代官山 Session:」
・展示内容:ブランドムービー「Infinitely Together」の投影。
森本千絵氏と対談するゲスト4名が「時」をテーマに「本」「音楽」「映画」をセレクトし紹介。
ゲスト4名の紹介や、対談写真、フランク ミュラーのビジュアルなどのパネル展示。
フランク ミュラー 2019年シグネチャーコレクション について
今回のブランドムービーで表現されたフランク ミュラーの代表的なコレクションをご紹介します。
時計を通して、見た人をびっくりさせたり、時間のあり方を考えさせたり、目に見えないものを形にしているフランク ミュラー。その根底にあるのは「人生の中の時間というものを大切に思ってほしい」という思いです。
そのような“時の哲学”が込められたコレクションのなかで、機構やデザイン面において個性が際立つ、シグニチャーモデルともいえるコレクションが採用されています。
【製品情報】
出典:FRANCK MULLER
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砂浜に積み上げられている石。
影が動き、数字の影が姿を現します。