酸化って体の何に悪いの?酸化を防ぐ方法は?
体が酸化しているとよく耳にしますが
具体的には何がどうなって、何に悪いのでしょう?
そして酸化を防ぐ方法は?
酸化とは?
よく暮らしの中で、切ってしばらく置いた野菜や果物の表面は茶色に変色したり、水に濡れた鉄が赤く錆びたり、出しっぱなしのバターの表面は黄色くなることを目にする事があると思います。
こうした現象は、全て空気中の酸素と果物や野菜、鉄やバターの成分が結合して変質したことが原因です。酸素には結合した物質の性質を変質させてしまう作用があり、この作用を酸化といいます。
そして、鉄が錆びるとボロボロになり、食べ物が酸化すると風味が落ちたりするように物質が酸化した状態というのは劣化した状態と同じです。
この酸化は、人間の体の中でも起こり、人体を構成する細胞を構成するタンパク質や脂質も同様に酸化します。
そして酸化が人の体で進むことによって様々な弊害が起こります
酸化が引き起こす影響とは?
酸化は、老化の大きな原因の一つで、酸素にさらされる時間が長ければ長いほど劣化という老化がみます。運動機能や内臓機能の低下、物忘れ、白内障、皮膚のしわなどの衰えのほか、血管の衰えによる動脈硬化もこの酸化によって引き起こすとされています。
また、若い人でも血行が悪くなり筋肉が酸欠状態になると、疲労物質の乳酸がたまり肩こりや腰痛の原因ともなります
体が酸化しないためにすること
では体が酸化しないためにどうすれば良いか?
わかりやすい方法としては、抗酸化作用のある食品をたくさん食べる事です。
抗酸化作用といって思い浮かぶのはポリフェノールです。
抗酸化作用をもつポリフェノールを摂取することが人間の体内で発生した悪質な活性酸素の除去に役立つと考えられています。
ちなみにポリフェノールは、虫などによる攻撃や、光合成や紫外線によって発生する活性酸素を無毒化する働きをもち、植物が自らを守るための生体防御物質としての役割も担っています。
動物より植物の方が長寿といわれているのも、ポリフェノールの抗酸化作用による影響が高いためと考えられているそうです。
このポリフェノールを多く含む食品と言えば、様々ありますが、代表例で言えばワイン、チョコレート、バナナ、りんご、にんにくなどが挙げられます。
クエン酸を摂取するのもかなり有効です。
またストレスを溜めない事も、酸化させないために大事な事です。
適度な運動をしたり、趣味を楽しんだりすると良いでしょう
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