気軽に出来て、効果も抜群の「足湯」

「足湯」の効果は“足”に関係するわけですが、なかでも第二の心臓と言われる“足裏”に秘密があります。足裏には多くのツボが集中しており、血行が悪くなると新陳代謝が衰え、身体の機能も低下してしまいます。このため、心臓から最も遠い足は、血行が悪くなり、冷えやすい場所になります。

「足湯」は文字通り、足を湯で温めることにより血管が拡張し、血行が良くなります。すると内臓の血流量が増え、働きが良くなるなど、老廃物の排出することになります。その結果、代謝や免疫力が高まることになり、体調も良くなるんです。

「足湯」の効果とは

「足湯」には体には良い効果が満載です。まず、足が温まることで、血管が拡張し、血液循環が向上することで、足に溜まった老廃物を流し、むくみが改善します。同時に、体温が上がるので、免疫力や代謝がアップします。さらに、リンパの流れをスムーズにし、疲労回復効果もあります。

もちろん、カラダ全身も温まるので、全身の血行が良くなり内臓が温まります。すると、体の隅々まで熱が送られるので、冷え症も緩和されます。さらには、副交感神経を刺激し、自律神経を整えてくれるので、ストレス緩和や安眠にも効果が期待できます。

自宅でも気軽に出来る「足湯」のやり方

①たらいやバケツなどに40℃くらいのお湯を用意。両足をゆっくりと入れる。
②15分~20分ぐらい、足をつける。(喉が渇いたら水分補給をしましょう。)
③終わるときに両足に冷水をかけると、保温状態が継続して、効果アップ!
④バスタオルで拭き取り、温まった足を冷やさないようにする。

足湯は朝昼夜の3回行うのが理想的だそうですが、実際は難しいと思います。その場合は、夜、就寝する前に30分間、足湯を行うのがオススメです。足湯で、時間をかけて全身を温めれば、自律神経の副交感神経が優勢になり、リラックス効果を得られますので、眠りにつきやすくなるメリットもあります。