はじめに

みなさんは車に乗る事もありますよね?
毎年、車の事故は多く、死者も出ていますね。
衝突事故の際、今の車はエアバッグを備えていますが、どのタイミングで開くのか疑問ですね。ぶつかってすぐ開くのか、ちゃんと開いてくれるのか。今回はそんなエアバッグの仕組みを少しですが、紹介したいと思います。

エアバッグ

現在国内で使われているエアバッグは、シートベルトの働きを補助して衝突した時に乗員の衝撃を軽減するシートベルト併用式エアバッグで、SRSエアバッグと呼ばれています。SRSとは補助拘束装置(Supplemental Restraint System)の略称です。
 エアバッグは前面衝突時に瞬時に膨らみ、乗員がハンドルやインストルメントパネルに直接衝突することを防ぎ、頭部と胸部の衝撃を軽減します。

仕組み

エアバッグは衝突を検知すると、人の瞬きよりも早い時間で瞬時に膨らみ、乗員がハンドルやダッシュボード、フロントガラスなどへ直接ぶつかること防ぐシステムです。

①衝突検知

車体前部に装備されているサテライトセンサー(衝突検知センサー)が衝突を検知し、ECU(エンジンコントロールユニット)の衝突診断回路に信号を送ります。

②衝突判定

サテライトセンサーから送信された信号をECUが演算し、衝突レベルを判定します。
ECUが衝突レベルを判定した結果、エアバッグを膨らませる必要があると判断すると、インフレータ(ガス発生装置)に点火指示が送信されます。

③エアバッグの展開

インフレータが着火され、燃焼による化学反応でガスが発生し、エアバッグが膨らみます。
この間、運転席なら20~30ms、助手席であれば30~40msで展開が完了します。

ms(ミリセック)とは、1000分の1秒のことであり、エアバッグは人間の瞬き速度(100~200ms)以上の速さで展開することが可能です。

運動エネルギーの吸収

展開したエアバッグは、車体の潰れとロードリミッター(シートベルトの拘束力を一定に保つ装置)を合わせることで、衝突時に発生する運動エネルギーを最大限吸収し、乗員を守ります。

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