日本にはこんなにも世界遺産の認定されているところがあったとは!パート②
国内旅行に行く先で、世界遺産を目にすることも多いと思います。
これを読んでおけば、どこにどんな世界遺産があるか、事前に知っておくことが出来ます。少しづつですがご紹介します。
日光の社寺
日光の社寺は、優れた自然環境の中にある二つの神道としての神社(東照宮及び二荒山神社)と仏教寺(輪王寺)にある103の宗教的建造物から成る登録遺産で、栃木県日光市にあります。
これらの宗教的建造物の多くは17世紀に造られ、様々な視覚的な効果を生み出すように山の斜面に配置されています。
最も古い建造物は、8世紀に僧侶らによってこの神聖なる日光の山々の斜面に造られたとされています。
今日では、これらの建造物は、宗教的習慣の保存だけでなく、何世紀にも渡る建造物の保全と修復をも立証するものとなります。
それらは日本の歴史とも密接に結びついており、著名な将軍・徳川家康(1543-1616この遺産の特異な点として、長期的に価値のある遺産の組み合わせということが挙げられます。
50.8ヘクタールに及ぶこの遺産は、積年の伝統的崇拝、非常に高いレベルの芸術的功績、建造物と周囲の自然が織りなす印象的な景観を示すもので、国家の記録の宝庫としての役割も果たしています。
富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬)
富岡製糸場は明治初期に設立された、歴史的に絹生産国だった日本の長年の目標であった大量生産技術の獲得を例証する施設となります。
関連施設として、富岡製糸場の他に、二つの養蚕学校と蚕卵保管庫をが構成資産として世界遺産に登録されました。
日本政府は蚕卵の生産、蚕の飼育、機械化された生蚕糸の巨大製糸・紡糸工場の建設について、フランスの機械装置とそれらを運用するための高度な産業専門知識を輸入しました。
それにより集約システムとしてこの富岡製糸場を群馬県に作り上げました。
富岡工場団地とその関連施設は19世紀第四半期の養蚕業と日本の絹産業再生の決定的な要因であり、日本が近代先進国の一員として参入するための重要な要素となりました。
国立西洋美術館本館 – (ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-)(東京)
パリを拠点に活躍した建築家・都市計画家ル・コルビュジエの作品のなかから選ばれた三大陸7か国(フランス・日本・ドイツ・スイス・ベルギー・アルゼンチン・インド)に所在する17資産で構成される。
本資産は建築史上初めて,建築の実践が全地球規模のものとなったことを示す物証であり,各構成資産は近代の社会的,人間的ニーズへ対応した建築の新しいコンセプトを反映し,広い地域に重大な影響を与え,いまだに少なからず21 世紀建築文化の基盤であり続けている。
小笠原諸島(東京)
小笠原諸島は東京の南海上およそ1000km、太平洋の北西に位置します。
世界遺産の構成資産は、南北約400kmに渡って散在する30以上の島々から構成され、大きく父島、母島を含む小笠原群島と、硫黄島を含む火山列島からなり、伊豆・小笠原海溝に沿って点在します。この島々のうち、現在は父島、母島にのみ一般住民が住んでいます。
登録エリア面積は合計7939ha(地上:6358ha、海上:1581ha)となります。
小笠原諸島はその多くを亜熱帯森林と乾性低木林で覆われています。
それら森林には、440以上の様々な植物種が存在しますが、植物全体で40%、樹木に限れば70%が小笠原諸島の固有種となります。
また、カタツムリについては100種類以上の固有種が存在する、世界遺産として価値の高いエリアになっています。
小笠原諸島は一度も大陸と陸続きになったことがない海洋島で、今なお続く生態系の進化過程を観察することができます。さらには、適応分散により生じた固有種が数多く見られるとともに、海洋島独特の進化様式も形成されており、こういった環境が顕著な進化の見本であるとして世界遺産に登録されました。
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