2019年に改正されたサッカーの新ルールを再チェック!
ここ最近の誤審問題もあり、JリーグでもVAR実施の前倒しが検討されるそうです。そこで2019年に変わったサッカーのルールを改めてご紹介します。
偶然のハンドのよるゴールは無効!
たとえ偶然でも、腕に当たったボールがそのままゴールに入った場合の得点や、あるいは腕に当たって保持・コントロールされた後のボールが得点につながったり、決定機につながったりした場合はゴールとして認められず、反則にあたります。
フリーキックの壁には、攻撃側の選手が入れなくなった!
攻撃側の選手が壁の中に入って、守備側の選手をどかすことや、急にしゃがんだりすることでシュートコースをつくり、ゴールを演出することができなくなりました。今回のルールにより壁から1m以上離れることになるので、得点する確率が下がってしまう傾向があります。
PKのこぼれ球をシュート、、、ゴールとして認められません!
ペナルティーキックでゴールキーパーにはじかれてしまって、攻撃側の選手がゴールに押し込んでも、ゴールとして認められず、無効となります。一度キーパーに阻止されたら終わりで、2回目のチャンスとはなりません。守る側からすると、いいルールが変更といえますが、蹴る側はプレッシャーが半端なくなりますね。
交代になる選手は、ピッチ上のどこから出ても大丈夫!
最近、試合を見ていて、度々「え?」ってなるシーンです。今まで交代になる選手は、テクニカルエリアから出ていく必要がありましたが、これからはピッチ上のどこから出てもピッチを去ることができるので、時間の短縮になります。ゆっくりピッチを出るなどの行為が無くなるのであれば、良い改正ですね。
監督やスタッフにもカードが提示される!
レフェリーのジャッジに納得いかない監督やスタッフが、レフェリーに詰め寄り猛抗議する場面などありますが、この場合、選手同様カードが提示されることになります。
レフェリーにボールが当たった場合、ドロップボールで再開!
ドロップボールとは、レフェリーがボールをグラウンドに落として試合を再開させることです。これまでは、レフェリーにボールが当たった場合、そのまま関係なくプレーが続けられるのが通例だった。レフェリーは石だと思え、みたいな言い方をされていましたが、ドロップボールでの再開となります。
ゴールキーパーはPKの際、ゴールラインに片足を乗せなければならない!
PKが行われる際、ゴールキーパーはキックが行われるまで、ゴールラインより前に出てはいけないというのは改訂前と同じですが、基準としてはあいまいだったそうで、「ゴールライン上に片足だけ残しておけば反則にならない」という形で明文化されました。
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