キャベツの歴史
キャベツの原産地はギリシャやイタリアなどヨーロッパの大西洋・地中海沿岸と考えられています。栽培の歴史は古く、紀元前の古代ギリシャや古代ローマにおいてすでに栽培が行われていました。しかし当時は今のように丸く結球しておらず、「ケール」のような葉キャベツでした。結球したものが登場するのは12~13世紀頃で、その後改良されて現在のような球体のキャベツになったといわれています。
日本へは江戸時代に伝わりました。「大和本草」(1709年)に「紅夷菘(おらんだな)」についての記述があり、ここには「味よし」と書かれていますが、渡来当時のものは結球していなかったようです。
現在のような丸いキャベツが広く栽培されるようになったのは明治時代に入ってから。現在のように一般家庭に普及したのは第二次大戦以降です。
効果とは
キャベツの特筆すべきところは、胃の粘膜の再生や、胃潰瘍の治癒に効果があるビタミンUやビタミンKを豊富に含んでいるところです。また、ビタミンCの含有量も淡色野菜の中ではトップクラスという優秀さです。
このため、胃の痛みや胃腸の潰瘍に一定の効果があることがわかり、薬膳としてもにわかに注目を集めるようになりました。キャベツから発見されたビタミンUは別名キャベジンとも呼ばれており、胃腸薬としても知られています。胃腸の他にも、糖尿病や便秘、吹き出物、泌尿器系の疾患に薬効があるとされており、止血や痛み止めの効果も期待できると言われています。また、ガンの発生を抑える効果があるとも言われています。
選び方
巻きの外側の葉の緑色が濃く、芯の切り口が新しいものが良いでしょう。持ってみて重量を感じられるものを選びましょう。
カットしたものを買い求める際には、芯の切り口が黒ずんでいないか、芯の 高さが高くないかを確認して選ぶようにします。
下から見ると、巻きのバランスを見ることができます。巻きがきれいに同じような角度で巻いているものはストレスがかからない状況で育ったと考えられます。