1、らっきょうとは

甘酢漬けやしょうゆ漬けなどにするとおいしいらっきょう。旬は初夏で、特有の香りと辛さ、そしてパリッとした食感が持ち味です。
らっきょうを軟白栽培して若採りしたものは「エシャレット」の名前で流通しています。「エシャロット」と表記されることもありますが、正しくはエシャレット。らっきょうと比べ風味がマイルドでそのまま食べられます。
なお、エシャロットという野菜は別に存在し、玉ねぎのような形をしています。両者を区別するため、玉ねぎ型のものは「ベルギーエシャロット」や「シャロット」と表記されることが多いのです。消費者にとってはややこしい話ですね。

2、栄養や効果は?

・がんの予防
硫化アリルの化合物であるジアリルスルフィドには、がんの発症を予防する酵素を助ける働きがあります。また、強力な抗菌作用から、胃がんの原因と言われるヘリコバクターピロリ菌を死滅させる効果もあります。らっきょうには抗酸化力の強いサポニンという成分も含まれており、肺がんや皮膚がんを予防する効果が期待できます。

・便秘解消
非常に多くの水溶性食物繊維を含んでいるらっきょうは、腸内環境を整え腸を刺激し、便の排泄をスムーズにする働きがあります。

・美肌効果
肌の新陳代謝の活性化を高める、肌を若返らせるベスト3と言われている成分に「ケイ素」「ビタミンC」「ナイアシン」があります。この3つを摂る事が肌に良いと言われ、らっきょうには3つの成分が入っています。

・疲労回復
らっきょうには特有な匂いがありますよね。
あの匂いの元は、硫化アリルの一種アリシンという物質が含まれているからなのです。
これは、疲労回復、滋養強壮に効果があります。

3、1日の適量は?

らっきょうを多く食べると、胃もたれする方もいるようです。そんなに多く食べたことがないので私はわかりませんが、硫化アリルが、胃粘膜を刺激する働きがあるので、胃の弱い方は注意が必要です。
普通の人でも体調などによっては、下痢になることもあるようです。で、どれぐらいが適量かって話ですが、その目安は、1日に4粒程度ですって。毎日食べる人は目安にしてください。

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こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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