まず、代謝を上げる方法として挙げられるのは「体温を上げること」です。体温を上げると血液やリンパが流れがと良くなるため、ホルモンの働きが活性化し基礎代謝を高めることが期待できます。逆に体温が低い状態になるとカロリーが消費されずに内臓脂肪に変化し、太る可能性が高くなるでしょう。特に冷え性の人や体温が35度台の人は代謝が落ちている可能性があります。体温を1度上げれば代謝量も13～15％上がるとされているため、体温を上げるのはとても大切なのです。また、体温を上げると免疫力もアップします。

体温を上げるには冷たい食べ物や飲み物を減らし白湯などの温かいものを飲むようにすると良いでしょう。また根菜類も体温を上げるのに有効な食品といえます。湯船に浸かるという方法もおすすめです。全身が温められますので、自然に体温が上昇します。

「身体を柔らかくする」ことも代謝を上げる方法としてあげられます。体が固い状態は筋肉が固まっているという証拠です。この状態が続くと代謝を補助する血液やリンパ液の流れを悪くするため、太る原因となってしまいます。徐々に柔らかくできれば血液の流れがスムーズになり酸素や栄養の循環が良くなる傾向です。そのため代謝が上がるだけでなく、冷え性の解消にもつながるのでおすすめといえます。

身体を柔らかくするにはストレッチがオススメです。ハードではないので、いつでも誰でも気軽にはじめられるのがメリットです。毎日行うことが大事です。継続してストレッチ運動を行えば、カラダが徐々に柔らかくなり代謝が上がります。

ストレッチをするタイミングとしてはお風呂あがりに行うのが最適です。カラダが温まっているので、より柔らかくすることが期待できます。

最後にやっぱり「運動」です。代謝上げる方法として効果が期待できます。まずは筋トレです。筋肉がつくと自然と代謝が上がりますので、太りにくいカラダになります。筋トレを行う場合は面積の大きい筋肉から鍛えるのがいいみたいです。部位としては太ももや腹筋、背筋。太ももを鍛えるにはスクワットがオススメですね。

また腹筋は仰向けの状態から上半身を持ち上げる運動、背筋はうつ伏せの状態から引き上げる運動です。このとき筋肉が動いているのを意識して行うと効果が高まります。10回を3セットのように回数を設定して行うようにしましょう。

筋トレと一緒に有酸素運動を取り入れるのも効果的。心臓や肺を鍛えられるので代謝を上げられますし高い脂肪燃焼効果も期待できます。また筋トレと一緒に行うことで、より高い脂肪燃焼が期待できますので、おすすめです。有酸素運動の方法としてはウォーキングやジョギング、水泳などが挙げられます。15分以上継続しないと体中にある糖質がエネルギーとして使われないため、脂肪の燃焼が望めません。長時間できるだけ有酸素運動をするようにしましょう。