刺身に大葉。その大葉、どんな効果があるのでしょうか。
日本を代表するハーブの1つと言われているシソ。薬味や刺身のつま、天ぷらなどにもよく使われるほか、梅干など漬物の色味としても利用されています。
生活習慣病予防
シソはポリフェノール(ロズマリン酸、ルテオリン、アントシアニン系色素のシソニンなど)や、ビタミンC、ビタミンE、β-カロテンなど抗酸化作用を持つ成分を豊富に含んでいます。これらの成分からに高い抗酸化作用が期待できることから、シソはアンチエイジングハーブの1つとしても注目されています。高い抗酸化作用や多様なポリフェノールから、がん予防に対する研究も行われています。
加えて紫蘇はオメガ3(n-3系)脂肪酸の「α-リノレン酸」も含んでいます。α-リノレン酸は体内でEPAに変化して悪玉コレステロールや中性脂肪の減少に役立つことから、血液をサラサラにする働きが期待され、抗酸化作用と相乗して生活習慣病予防に有効とされています。
血行改善
貧血予防・血行改善
シソはヘモグロビンの原料となる鉄分、植物性鉄分の吸収を高めるビタミンCを含んでいるため貧血改善に有効とされています。ただし一回の摂取量がさほど多い食材ではありませんので、主な鉄分補給源というよりは貧血予防・改善のための食事に合わせると良い薬味として考えたほうが良いでしょう。紫蘇茶や紫蘇酢として利用する場合も同様です。
貧血の予防・改善サポートだけではなく、α-リノレン酸やポリフェノール類の抗酸化作用などから、シソは血液サラサラ食材としても人気があります。生活習慣病の予防に役立つだけではなく、ヘモグロビンの増加と血流をスムーズにする働きから血液循環を改善し、冷え性・肩こり・腰痛・めまいなど血行不良から起こる様々な不調の改善にも役立ちます。
美肌効果
シソは美肌に役立つ成分を豊富に含む食材です。ポリフェノールやビタミンC、β-カロテンなど抗酸化作用を持つ成分が多く含まれているため、紫外線やストレスなどによる酸化ダメージ(細胞劣化)予防に役立ちます。またビタミンCはコラーゲンの生成促進作用が、β-カロテン(ビタミンA)やビタミンB群には皮膚を健康に保つ働きがあります。抗酸化作用とこれらの作用が相乗することで、肌のハリの維持・乾燥やゴワつき予防、シワ・シミ・タルミなどの肌老化予防効果が期待出来ます。
関連するまとめ
アクセスランキング
人気のあるまとめランキング
アンケート特集
みんなはどう思っている?
スポーツする時の大切な水分補給!!何を飲んでる?
スポラボ編集部 / 480 view
メタボ対策!?運動する頻度は?
スポラボ編集部 / 486 view
数あるスポーツドリンク!よく飲まれているのは?
スポラボ編集部 / 500 view