「脂質=悪」なのか?脂質を摂ることでもたらすメリットを知ろう
最近は様々なダイエット方法があります。
多くの方が摂取を控える脂質。
脂質をうまく摂ることはダイエットの味方にだってなることもあります!
「脂質=悪」?
みなさんは脂質を取ることは体に悪いというイメージをお持ちではないでしょうか?
脂質の多い高カロリーな食事を続けることは、肥満に始まり、高血圧、糖尿病、動脈硬化等様々な病気を誘発する元なのは間違いありません。
しかしながら、「脂質」の摂取を極端に避けるのもデメリットでもあります。
そこで脂質を摂取するメリットをご紹介したいと思います。
人体、分泌物質などの体内合成に役立つ
体は、生体機能を維持するために様々な物質を作っていて、脂質はタンパク質と同様、その材料となります。
コレステロールなどの生体に重要な物質は一定量までは体が勝手に「炭水化物」などから作ってくれますが、それで全てを補うことはできません。
そのため、極端な脂質の摂取制限をしてしまうと、成長不良や肌・皮膚の異常、神経伝達機能の障害を生じる可能性があります。
健康維持に脂質は欠かせない成分なのです。
脂溶性ビタミンの運搬役割果たす
ビタミンの中で、A、D、E、Kは脂溶性ビタミンです。つまり水ではなく油に溶けやすいビタミン類なので、脂質を含む食品と合わせて摂ることで、吸収効率が上がります。
逆を言えば、一定量の脂質摂取がなければ、いくらビタミンを摂ってもこれらのビタミン欠乏を引き起こす可能性があると言うことです。
実は摂り方次第ではダイエットにも役立つ!
ここまで脂質が健康のために必要な成分だということはお分かりになったと思います。
けど、ダイエットとなれば敵でしょ?と思う方が多いでしょう。
実はそうでもないようです。
しかも摂り方次第ではダイエットに役に立つほどです!
何故そのようにいえるかというと、まず脂質はインスリンの分泌を促さない点が挙げられるからです。
インスリンとは食事で得た糖類の吸収を抑えるホルモンで、このホルモンのバランスが崩れる事により余計に吸収してしまいます。
つまり脂質を摂取することで、インスリンを放出しにくい体になれば、太りにくくなるということにも繋がるのです。
更に脂質は吸収がとても遅いのでエネルギーとして体内にいるので腹もちが良くなります。
つまり吸収がゆっくりで腹持ちが良い=空腹にならず、減量やダイエット中であれば脂質は空腹感を緩和するのです。
なので減量やダイエット中であればほどほどに摂るべきなのです。
でもやっぱり摂りすぎは禁物!!!
いかがでしたでしょうか?
脂質がいかに大事な成分かお分かりになったと思います。
しかし、脂質は摂りすぎてしまうと危険な成分だと言うことは変わりありません。
絶対に過剰摂取はせず、上手に摂るようにしていきましょう。
そして脂質は食べると旨味にもなりますので、美味しさを感じてストレスも解消されますしね。
ほどほどが一番ですよ。ほどほどが!
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