疲労回復効果!

「アスパラギン酸」は、クエン酸回路に働きかけ、疲労の元となる乳酸の分解を促進してくれます。クエン酸回路は、炭水化物(糖質)の代謝の要であり、エネルギーをつくり出す重要な機能です。クエン酸回路がうまく回らなかった場合、乳酸が蓄積し、疲労が溜まります。乳酸は筋肉疲労の原因となり、大量に蓄積されると体の冷えや頭痛などを引き起こしてしまいます。このクエン酸回路を効率的に回すには、カリウムやマグネシウムといったミネラルが必要です。仮にクエン酸回路がうまく回っていない状態で、エネルギー源となる糖質を摂取してもエネルギーをつくり出すことができません。

「アスパラギン酸」は、カリウムやマグネシウムを細胞に取り込みやすくし、クエン酸回路を円滑に回すことで、乳酸をエネルギーに変換し、疲労を回復させる効果を持ちます。

さらに、グリコーゲンの生成を促進します。グリコーゲンは筋肉や肝臓に蓄積し、必要な時にエネルギーに変換されるため、グリコーゲンの不足は、スタミナの低下を招きます。アスパラギン酸はこのようにエネルギー源となるグリコーゲンの生成を促すため、スタミナの向上効果にも期待されています。

体調を整える!

「アスパラギン酸」は人間の体液のバランスを整えてくれます。人間の体は約50~70%が水分でできています。水分の内、約3分の2が細胞内液、約3分の1が細胞外液として存在し、両者のバランスによって体調が変化します。人間は日常でストレスが溜まったり、病気にかかると細胞内のビタミンやミネラルを消費します。その結果、体液のバランスが乱れてしまい、体調不良を起こします。アスパラギン酸は不足しているカリウム、マグネシウムを細胞の中に運び、体液のバランスを整える効果があります。さらに、アスパラギン酸の働きにより代謝が活発になり、エネルギーを効率良く産生をすることができます。

アンモニアの解毒作用!

「アスパラギン酸」は尿の合成を促進する効果があり、有毒なアンモニアを体外へ排出します。アンモニアはたんぱく質の分解によって生じ、健康な体の場合は尿中へ溶け出し、体外へ排出されます。アンモニアが体内に蓄積されると、神経伝達物質の働きが阻害され、さらには脳症などを引き起こしてしまいます。また、アンモニアは細胞の中にあり、エネルギーをつくり出す器官であるミトコンドリアの働きを衰えさせます。そのため、アンモニアの量が過剰に増えることで、エネルギーがうまくつくり出せず、疲労の蓄積や組織の老化、免疫力の低下を引き起こします。アスパラギン酸はアンモニアを排出する働きがあり、肝臓の負担を減らすといわれています。

スキンケア効果!

「アスパラギン酸」には肌の新陳代謝を促進し、保湿をする効果があります。人間の肌は日々生まれ変わりを繰り返すことで、健康な状態を維持しています。この生まれ変わりを新陳代謝といいます。またアスパラギン酸は角質の水分を保持し、肌の潤いを保ちます。そのため、保湿剤や肌荒れ防止剤、皮膚コンディショニング剤にも使用されています。

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