温熱による血行促進

湯船につかって身体が温まると、皮膚の毛細血管や皮下の血管が広がり、血行が良くなり、栄養や酸素が全身へと運ばれ、身体の疲労回復を促進します。
体温を調節しようとして発汗作用が働くことにより、体内にたまった老廃物が排出されます。それと同時に新陳代謝が促され、疲労物質が排出されるため、コリがほぐれ、疲れも和らぎます。
ただ水分不足の状態では循環がよくなりにくいので、入浴前・入浴中の水分補給を意識してください。
また、入浴には内臓の働きを助ける作用、自律神経の働きを整える作用もあります。
ゆっくりじっくりと湯船につかることが疲労回復の近道といえます。

水圧によるマッサージ効果

湯船につかると、通常の空気に包まれている時よりはるかに強い圧力がかかります。全身にかかる圧力は約520㎏とも言われています。
この水圧によるマッサージ効果で下半身にたまった血液を押し上げるので、足の疲れやむくみを取る作用が期待できます。
また心臓の動きやリンパの流れも活発になるので、循環器系や心肺機能の機能改善にも役立つと考えられています。

浮力によるリラックス効果

水中では浮力がはたらいて、身体が受ける体重は普段の9分の1から10分の1ほどになると言われています。
起きている間中、体重を支えているお尻や太もも、腰などは、湯船につかっている間は緊張から開放されます。
緊張していると脳へ刺激が与えられるため、疲労を感じますが、その刺激が減少することで、もリラックス状態へと導かれていきます。

温冷交互浴

・まずは、湯船にしっかりとつかって体を十分に温める。
十分に体が温まったら湯船から出て、疲れている部位、たとえば脚などに冷水シャワーを15秒ほどかける。※冷水の温度は、15℃~20℃を目安に。
・次に、同じ部位に温水シャワーを40秒ほどかける。※温水の温度は、40℃~45℃を目安に。シャワーをかける代わりに湯船につかる方法でもOKです。
・1と2の動作を5回ほど繰り返し、最後は温水で終わるようにする。
疲労箇所が複数ある場合は、複数同時にやってみてください。
血管は、温めると拡張し、冷やすと収縮します。それを繰り返すことで、ポンプのような作用が働いて、ただ温めるだけより、効果的に血行を促進できるそうです。

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