予想外に早く決着したこのシリーズ

【ブレイザーズホーム】
1戦・○ブレイザーズ104-99サンダー●
2戦・○ブレイザーズ114-94サンダー●
【サンダーホーム】
3戦・●ブレイザーズ108-120サンダー○
4戦・○ブレイザーズ111-98サンダー●
【ブレイザーズホーム】
4戦・○ブレイザーズ118-115サンダー●

面白いシリーズなると期待したカードでしたが、蓋を開ければブレイザーズの4-1での勝利。この成績ほどの実力差はないと思うんですが、ブレイザーズのエースのリラードの大活躍。そしてサンダーのウェストブルックのFG %の悪さが重なったシリーズだったのではないでしょうか。

しかしブレイザーズは、シーズン4戦全敗のサンダー相手にして、しかもヌルキッチ抜きでの対戦となったにも関わらず、4-1で勝ち上がったの素晴らしいですね。
バックコートコンビのリラードとマッカラムで合わせて約57点を記録。
この2人が点取れるとやっぱりブレイザーズは強いですね。
2年連続敗退していた1stラウンドを突破。
セミファイナルは、ナゲッツとスパーズの勝者との対戦。
セミファイナルで、ウォリアーズかロケッツと戦わなくていいというのは大きいです。
ここでシーズン3位で終えたことの強みが出てきました。
1stラウンドのような試合が出来れば、99-00シーズン以来ですかね?
レイカーズと戦ったカンファレンス・ファイナルへ久々に進出するかもしれませんね。

サンダーは3年連続1stラウンド敗退

2年前はデュラントが抜けたなか、ウェストブルックがシーズントリプルダブルの大記録を残すも1人の力での限界は見えた1stラウンド敗退。
その反省を活かし、昨年はポール・ジョージとカーメロ・アンソニーをトレードで獲得し、ビッグ3を結成するも噛み合わず、1stラウンド敗退。
敗退原因をカーメロ ・アンソニーにスケープゴートにするような形で、始まった今シーズンも終盤失速して、1stラウンド敗退。

これで3年連続プレイオフ1stラウンド敗退。
ヘッドコーチの解任はあるでしょう。
オールスター後の失速はいただけなかったですし、ジョージとウェストブルックのどちらかが不調時の打開策もシーズン中に見つけられず、プレイオフでも同じような過ちで負けてしまった責任は重いでしょう。

オールスター前までの状態は本当に良かっただけにもったいないシーズンでした。
ウェストブルックにシュートスランプが今シーズンだけで終わればいいんですが、来シーズンも同じだと、同じような事を繰り返す恐れもあります。
安定して得点が期待できる3人目の選手と、去年から言われている安定感あるシューターの加入を期待したいことです。

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