豊富な栄養素と低カロリーが魅力の「パイナップル」

甘酸っぱさがクセになる「パイナップル」は美味しいだけでなく、優れた栄養素が豊富に含まれています。程よい酸味をもたらすクエン酸やリンゴ酸などを含んでいるほか、タンパク質、炭水化物、食物繊維、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンC、カルシウム、カリウムなど豊富な栄養素を含んでいます。身体によい成分が豊富に含まれていながら、100gあたりのエネルギー量が50~60カロリーと低いので甘党の人におすすめです。 ただし、いくらカロリーが低いからと言って食べ過ぎてしまうのはよくありません。糖分が多いので、摂取量には、気をつけておきましょう。

注目をあびる「パイナップル」のダイエット効果!

とくにここ最近では「パイナップル」のダイエット効果が注目を浴びていて、ブロメラインという酵素を含んでいることで、このブロメラインは、消化酵素の中でも非常に強力なタンパク質分解酵素です。パイナップルを食べると、舌がピリピリするという人もいると思いますが、これがまさに、分解酵素が働いている証拠なんだそうです。

お肉などのたんぱく質をこの酵素が分解することにより、栄養源として吸収し、筋肉量や血液量を増やします。結果として、基礎代謝力が向上することで、ダイエットにつながるそうです。ちなみに、酢豚に入っているパイナップルは賛否両論ありますが、パイナップルの酵素によって、お肉が柔らかくなる効果や、消化吸収に良い効果があるそうです。

「パイナップル」がガン予防に効果的!

前述のブロメラインは、特定の種類の悪性腫瘍に関係した病気を治療する作用や、抗がん作用を持っているということで話題になっています。癌細胞はタンパク質の膜に覆われていて、このタンパク質の膜が取れれば、免疫細胞である白血球が癌細胞に攻撃し殺す事ができるそうです。逆に、このタンパク質の膜を通過できないと、白血球は攻撃が出来ないため、癌細胞は増殖を続けてしまうそうです。

しかし、このタンパク質の膜を酵素は通過することが出来るそうです。そして「パイナップル」のブロメラインには、他の健康な細胞には全く影響を与えずに、癌細胞だけに攻撃するという素晴らしい性質を持っています。この健康な細胞と癌細胞の区別ができる性質は、自然界に存在する物質にしかない特殊な性質で、どんな抗ガン剤や優秀な化学治療も真似る事はできないようです。これは注目されるわけですね。これを知ったら、積極的にパイナップルを買いたくなってきました。

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