コートは毎日子どもたちの元気な声でいっぱい

兵庫県を中心に全22施設を運営するITCテニススクール・ジュニアクラブは今、あいさつ月間を実施しているそうです。ITCはテニススクールを、ミニ社会体験の場として考え、礼儀やマナーを重視したレッスンを行っているそうです。元気なあいさつ、指導や大人への感謝など、現代の子どもたちが身につけるべき大切なことを、テニスを通じてともに学べる環境を提供し、テニスを通じて子供の健全なこころとからだの育成のお手伝いをしているそうです。

いま子どもを取り巻く環境は、ますます変化しています。

日常の生活空間の中に、自然や広場などといった遊び場が少なくなる中で、子どもの遊びがテレビゲームやインターネット、スマートフォンなどの、室内の娯楽にかたよりがちな点が、指摘されています。少子化や核家族化、両親の共働きなど、子どもを取り巻く社会環境が変わっていく中で、子どもどうしが集まって思いきり走り回り,時には葛藤しながら,互いに影響し合って活動する機会を持つことは、これまで以上に必要とされています。この時期に、目いっぱい体を動かすことの楽しさと、そこから得られる喜びの十分な体験を欠くことは、その後の運動能力発達や、健康な体づくりのかけがえのない機会を損なうだけにとどまらず、スポーツを離れても、意欲や気力の減弱、対人関係など周囲とのコミュニケーションをうまく構築できないなど、自立した大人へと向かう過程の心の発達にも、影響を及ぼすことが懸念されます。体を動かす遊びを中心とした運動・スポーツに親しむ機会を、子どもの生活の中に確保していくことは、家庭や社会の大きなテーマとなっています。
(文部科学省の報告から一部参照)

今人気の子どもに取り組ませたいスポーツは「テニス」

テニスは、走る、跳ぶ、止まる、ひねるといった、様々な競技にも通じる基本的な運動技能を養うことができるスポーツです。緩急多彩なボールに反応する瞬発力、最後までがんばれる持久力、広いコートであきらめずにひとりでやり通す精神力のほかにも、ラケットという道具を駆使することで、脳の発育を刺激し、ボールと相手を視ることで、眼の力が鍛えられるなど、とくに発育著しい子ども期に親しむ運動としては、たいへん優れたスポーツと言われています。

スポーツと礼儀で子供は変わる

公益社団法人マナーキッズプロジェクトでは、 子供達にスポーツを通じて挨拶、礼儀作法の基本的マナーを習得する、文武両道で世界に通用する背骨ある人材育成を目指しているそうです。株式会社ITCは、 この公益社団法人マナーキッズプロジェクトの兵庫支部として教育委員会や地域の幼稚園・小学校と協議をおこない、 積極的に実施しているそうです。

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