普通のヨーグルトとどう違う?「ギリシャヨーグルト」とは

「ギリシャヨーグルト」は、古代よりギリシャ、地中海地方、東ヨーロッパなどで代代受け継がれてきたヨーグルトです。濃厚でクリーミーでもっちりしているのが特徴で、普通のヨーグルトが牛や羊の乳を温め、発酵させたものに対し、ギリシャヨーグルトは、発酵させてできた普通のヨーグルトを更にろ過し、水切りをしてできています。

ヨーグルトの水切りは、もともと栄養保存法の一つで、栄養分を失わずに保存性を高めることができるそうです。水切りされているため、スプーンに乗せて逆さまにしても落ちてこないくらいにヨーグルトの中身がぎっしりと濃縮されているのも特徴ですね。また、水分を抜いたギリシャヨーグルトは普通のヨーグルトと違って加熱調理をしても凝固しないという特徴もあるそうです。

水切りされているため、高タンパク質、低カロリー。健康志向の高い女性たちを中心に大人気の食品になっています。

高タンパク質で低カロリー!「ギリシャヨーグルト」はダイエット向き!

ダイエットをする際に気をつけなければいけないこととして、タンパク質をしっかり取ることがあげられます。ダイエットは体脂肪を減らすことで体形やスタイルが良くなることが理想ですが、体脂肪を減らすためには、脂肪を燃焼させて脂肪を減らす必要があります。

脂肪を燃焼させるには筋肉を動かすことが大事で、ダイエットを続けるためには、筋肉を活発に動かせるようにタンパク質を多く取らなければなりません。高タンパク質なギリシャヨーグルトは、筋肉を増強してダイエットに優れた効果を発揮することが期待できます。しかも低カロリーなのでダイエット志向の食材として最適な食材

食べるタイミングでダイエット効果も変化する?

「ギリシャヨーグルト」は、食べるタイミングによってダイエットへの効果が違ってくるそうです。まず、食前に食べることで、食事の量を減らすことができます。食事を取ると血液中のブドウ糖が増加し、ブドウ糖が増加していくと満腹中枢から信号が出て食欲を抑える作用があります。この作用を利用して、食前にギリシャヨーグルトを少し食べておくと満腹中枢からの信号が早めに出て、食事の量を減らすことができます。

また、食後に食べると腸の働きを向上させてダイエット効果を上げることが出来ます。腸の働きが最も活発に活動する時間帯が、夜22時~2時。この時間帯をぐっすり寝ることが腸の働きを最大限利用してダイエットの効果を上げることが出来ます。夕食時にギリシャヨーグルトを200gくらい一緒に食べておくことと良いみたいです。

夜食べると吸収されたカルシウムが睡眠中に成長ホルモンの促進と脂肪の分解促進を促すため痩せやすくなるようです。また、トリプトファンが睡眠を促すメラトニンを作り出すので睡眠の質が向上するようです。また、夕食時にギリシャヨーグルトを摂取する際に、温めると体への吸収が良くなるようです。

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