はちみつってすごい!!これさ知っておけば薬いらずの健康を手に入れられるかも!?
はちみつはカラダに良いと言われています。世界中には古来、はちみつについての文献がたくさん残っています。
では、はちみつの何が良いのでしょうか?
知っているようで知らなかったはちみつの話しをまとめてみました。
はちみつとは?
はちみつとはミツバチが花の蜜(花蜜)を採集し、巣の中で加工、貯蔵したものをいい、自然界で最も甘い蜜といわれます。 花蜜の成分であるショ糖を、ミツバチの体内で唾液酵素などによってブドウ糖と果糖に分解したものを巣に蓄え、羽ばたきによって水分を蒸発させ、糖度が80%になるまで濃縮されたものです。 約8割の糖分と約2割の水分によって構成され、ビタミン、ミネラルなど微量の有効成分を含み、味や色は蜜源植物によって様々です。
はちみつの種類
●純粋はちみつ
ハチが作ったはちみつに何も混ぜられていないもの。国産では水分含有量が23%以下、海外産では20%以下という基準もある。
●精製はちみつ
はちみつから、においや色を取り除き加工したもの。においや色があると清涼飲料水や食品加工には使いづらいため、用いられている。加工により本来の栄養素は壊れてしまい、糖分としての役割しか果たさない。
●加糖はちみつ
はちみつに果糖ブドウ糖液を加えたもので、はちみつの含有量が全体の60%以上のもの。
このうち、「精製はちみつ」と「加糖はちみつ」の2つは、「はちみつ加工品」です。
加工品なので、本来持つ栄養価が大きく損なわれてしまっています。
はちみつは栄養の宝庫なのですが、加工品ではその恩恵を受けることはできません。はちみつの健康効果を存分に享受するためには、純粋はちみつを選ぶことがとても重要です。
はちみつの効果
①即エネルギー源に!疲労回復効果
はちみつの糖分は、単糖類に分類されます。単糖類とは、それ以上分解する必要なく消化吸収される、消化器に負担をかけない糖分です。そのため、エネルギーに変わるのも早く、体力を消耗した体に早く効きます。部活動にはちみつレモンの差し入れをするのは、理にかなっていたのですね。
②風邪を引いた時にも。殺菌効果
はちみつに含まれるグルコン酸には、殺菌作用があります。また、強い殺菌力を持つ過酸化水素を作るグルコースオキシターゼという酵素も含まれています。このため、ダブルで殺菌効果を発揮するのです。喉の痛みや咳止め、口内炎などにも効果があるといわれています。
③美容にも効果的!保湿効果
摂取するだけでなく、クレンジングやパックでも、その保湿効果を存分に発揮します。普段の洗顔後に、小さじ2杯ほどのはちみつを、残った汚れを浮かせるように顔全体になじませ、しっかりすすげばクレンジングは完了。はちみつの保湿力を感じられることでしょう。荒れてしまった唇に塗るのも効果があります。
④高すぎる栄養価...!食べるサプリメント
はちみつの主成分は、果糖とブドウ糖。その他、ビタミンB群など10種類のビタミン類、27種類のミネラル、22種類のアミノ酸、80種類の酵素、10種類以上の有機酸、ポリフェノールなど、栄養成分の数はなんと150種類以上!栄養成分がバランスよく含まれている総合栄養食品なのです。まさに、食べるサプリメントと言っても過言ではありません。
⑤ダイエットにも効果的!
砂糖の甘みをはちみつで代用しようとすると、砂糖大さじ3杯に対し、はちみつは大さじ1杯で済みます。さらに、カロリーは砂糖の4分の3しかありません。
また、はちみつには血糖値を調整する機能があるため、脂肪がつきにくいというダイエットにうれしい効果があります。はちみつの摂取後、ブドウ糖はすぐに血液中に吸収されますが、果糖はゆっくり吸収されます。この差により血糖濃度が調節され、肝臓が糖分を処理できるため、「余った糖分が脂肪に変わる」という危険が少ないのです。
⑥二日酔いや花粉症にも!その他はちみつ効果いろいろ
はちみつに含まれるビタミンB2は肝機能を高めるため二日酔いにも効果があります。また、花粉症の予防・改善にも効果があります。まるで万病の薬です。
はちみつを料理にも
●魚の臭いを減らす
はちみつに含まれる酸が臭いの原因であるアミンの揮発性をなくします。
煮魚や照り焼きの香りが良くなります。
調味料の醤油や味噌にはちみつを混ぜると、はちみつに含まれるグルコースとフルクトースが魚のタンパク質や醤油・味噌のアミノ酸とアミカルボニル反応をおこし、それによって生じる香り成分がアミンと結合し魚臭さを打ち消し、香りが一層良くなります。
●肉の収縮・硬化を防ぎ、旨味を閉じこめる
肉料理にはちみつを使うと、その浸透性の高さにより、肉の組織まで浸透し、加熱による収縮・硬化を防ぎます。
また、はちみつに含まれる有機酸は肉の保水性を高め肉を軟らかくします。さらにグルコースとフルクトースが熱によって短時間でカラメル化するため、肉の表面が固められ肉の内部に水分や旨味を閉じこめます。
●ご飯の味を良くする
意外かもしれませんが、炊飯の際にはちみつを少し加えると、グルコースとフルクトースが米の内部に浸透し保水性を高め、さらに加熱されたアミラーゼが米に含まれるデンプンをブドウ糖に転化することで味が良くなります。
その他調味料としててのはちみつはリンゴ、レンコン、ゴボウなどの切り口の褐色変化を防ぐ、またイースト菌の発酵を促進するといった効果もあります。
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筋トレ、走ること、食べることが好きです。
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