開幕ダッシュに成功したチームもあれば、開幕からなかなか乗れないチームもあり。
10試合ほど消化して、期待ハズレの成績や不安定な戦いぶりをしているチームを簡単に紹介。

ヒューストン・ロケッツ

昨シーズンは球団新記録の65勝でリーグ1位の成績。プレイオフでもカンファレンス・ファイナルで、ウォリアーズ相手に先に3勝し王手をかけました。
惜しくもウォリアーズ相手に敗れはしましたが、今シーズンもウォリアーズの対抗馬として本命のロケッツですが、開幕してからなかなか並みに乗れてない印象です。

11月8日現在で4勝5敗で1つの負け越し。
開幕6試合で1勝5敗に成績から、現在3連勝中で少し持ち直してきたかなという感じですが、ウォリアーズが開幕ダッシュしている分、この成績は物足りない感じです。
昨シーズンのディフェンスのキーマンでもあった、アリーザとムーテが抜けた点でディフェンスの不安面はシーズン前から言われていました。単に平均失点だけでは語れないですが、昨シーズンはリーグ6位で103.9失点だったのが、現在はリーグ15位の110.1失点です。

それよりも意外だったのが、オフェンス面で昨シーズンリーグ2位の112.4得点でしたが、現在はリーグ26位の105.3得点です。
昨年得点王のハーデンが途中数試合欠場しているのでそれもあるかなと思いますが、少し気になるとこでした。

アリーザとムーテが抜けて、カーメロ・アンソニーが入ってきたりと試行錯誤の段階かなとは思います。
朗報なのは、個人的事情で引退していたアシスタントコーチが復帰する事になった事です。この2年間ディフェンスを担当していたコーチの復帰で、チームは改善していくでしょう。
今は不安定な感じですが、優勝候補の一角のロケッツです。シーズンが終わる頃には上位の位置につけているでしょう。

ニューオリンズ・ペリカンズ

私の今年の一押しはデンバーナゲッツ。昨シーズンはプレイオフに出ていないので、ナゲッツがプレイオフに出るとして、昨年のプレイオフチームのどこが脱落するかなと予想した時に、ミネソタとこのペリカンズでした。

ポイント・ガードのロンドが抜けた影響。プレイオフ常連チームでもなくまだ不安定。
昨シーズンの48勝を越えれる成績を出すイメージが出来ず、脱落候補の1つとしました。
が、開幕から4連勝。エースのアンソニー・デイビスはもちろん、ミロティッチも抜群に良く開幕ダッシュ。やっぱ素人の自分の予想は外れたと思っていましたが、そこからまさかの6連敗。

11月8日現在は5勝6敗。
連敗はなんとか6でストップしました。
6連敗中の対戦相手がジャズ・ナゲッツ・ウォリアーズ・ブレイザーズ・スパーズ・サンダーと、全てウェスタンでプレイオフ争いをするチーム。
またナゲッツからは全てロードでの試合というスケジュール的なものありましたが、この6試合で平均失点123.6点とディフェンス面に課題があり、アップ・ダウン激しいスタートです。
平均得点はリーグ4位・アシスト2位・リバウンド8位と主要な数字はリーグ上位ですので、ディフェンス修正さえ出来れば、また上がってきそうな予感はします。

2年連続プレイオフ進出になるか。
私の予想通りプレイオフ脱落になるか。
シーズン終わった時にどの位置にいることになるでしょうか。

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中山葵

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