チヂミやモツ煮などで大活躍!ニラの驚きの効果とは?
餃子やレバニラ炒め、チヂミにもつ鍋など、アジア各国の料理に使われている「ニラ」。シャキシャキとした歯触りを楽しめる事から、老若男女を問わず好かれている野菜です。
スタミナアップに
ニラの香り成分である、硫化アリルの一種「アリシン」は、「ビタミンB1」と結びつくことで、糖質のエネルギー代謝を上げ、スタミナアップや疲労回復に効果を発揮します。
ビタミンB1はスタミナアップに欠かせない栄養素なのですが、吸収率が悪く摂取しづらいという特徴を持っています。しかし、このニラに含まれるアリシンを一緒に摂取することで、吸収率を大きく高めることができるのです。
あまり多くはありませんが、ニラにもビタミンB1が含まれています。ニラ自体に含まれているアリシンの効果で吸収率も上がるため、結果的にニラはスタミナアップにも効果があると言われています。
このアリシンは、ニラ以外にもにんにくやたまねぎなどにも含まれています。
βカロテンが豊富
ニラはβ-カロテンが豊富に含まれている緑黄色野菜です。
このβ-カロテンは、必要に応じて体内でビタミンAに変換され、粘膜や皮膚の健康維持に効能を発揮します。
髪の健康維持や、視力維持にも役立つ、なくてはならない栄養です。
また、β-カロテンは夜尿症を予防する効果、強い抗酸化作用により、老化防止や生活習慣病を予防する働きもあります。
抗酸化作用
ニラの香気成分アリシンには強力な抗酸化作用があることも注目されています。またニラは緑黄色野菜ですから抗酸化作用を持つビタミンであるβ-カロテン含有量も100gあたり3500μgと非常に多く含んでいますし、同じく抗酸化作用を持つビタミンEも2.5mgと豊富に含まれています。活性酸素は細胞を酸化させることで老化や様々な病気の発症リスクを高めると考えられています。このためニラは健康維持に役立つと考えられていますし、高い抗酸化作用からがん予防効果も期待されているようです。
ストレスなどによって過剰に発生した活性酸素は体内でコレステロール(LDL)を酸化させ、酸化LDLが血管内に付着し血管を狭めることで血栓・動脈硬化などのリスクが高くなります。アリシンやβ-カロテンなどの抗酸化物質は酸化LDLの発生を抑制してくれますし、アリシンは血液凝固を抑制する働きもありますので、ニラは動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞予防に役立つと考えられています。
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