お鍋が恋しくなる季節!鍋の具として大活躍の春菊の力とは?
すき焼きやお浸しなど、おもに和食料理の食材として取り扱われている「春菊」。シャキシャキとした歯ごたえと、ほろ苦さが料理に良いアクセントを加えてくれますよね。
また、香りもよく、アクが少ない春菊は、天ぷらやサラダなどでも食べられています。
高血圧予防
春菊にはたくさんの「カリウム」が含まれていますが、このカリウムには高血圧を予防する効果があります。
体内の塩分濃度が高くなると、身体は水分を補給しようとしますが、それによって血液の量が増え高血圧を引き起こしてしまいます。
カリウムは体内に多く溜まりすぎたナトリウム(塩分)とくっつき、尿と一緒に体外へ排出してくれるため、体内の塩分量を減らす事ができるんです。
春菊を摂取する際、鍋料理にすることが多いと思いますが、基本的に鍋物は塩分が高めの料理です。カリウムが豊富な春菊をたくさん入れて食べるようにすれば、塩分の摂りすぎも、少しは解消されるかもしれませんね。
胃腸機能の改善
春菊に非常に多く含まれているβ-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAへと変換されます。ビタミンAは粘膜の保護・修復に関わる存在のため、胃腸を丈夫にすると考えられています。ストレスや暴飲暴食でダメージを受けている胃腸のケアとしても効果が期待できるでしょう。加えてリモネンやペリルアルデヒドなどの芳香成分も唾液・胃液などの分泌を促すことで食欲を高め、消化をサポートしてくれると考えられています。
これらの働きから春菊は胃腸そのものの状態を整える・消化吸収を高めると2段階で消化工程を助けてくれると考えられます。胃もたれ・胸焼け・食欲不振・消化不良などの消化器系諸症状緩和に役立つだけではなく、胃腸の機能低下から起こる口臭の予防・改善にも有効とされています。
妊婦さんにも
春菊には葉酸も豊富に含まれています。
葉酸は水溶性のビタミンで、妊娠中や授乳中の女性に必要な栄養素です。
DNAの形成、細胞分裂に深く関わっているため、妊娠初期や妊娠する前に摂取することで、胎児の先天異常のリスクを低下させる効能があります。
また、ビタミンB12とともに赤血球やヘモグロビンの合成を助け、貧血を予防する効果があります。
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