NBAの開幕が迫ったということで、今シーズン各チームどうなるんだろうかと思う今日この頃。
昨シーズンのドアマットチームはどうなるかなと思い、この前イースタンカンファレンスのドアマットチームにスポットを当てたので、今回ウェスタンカンファレンスの昨シーズンのドアマットチーム特集です。

昨シーズンのドアマットチーム

イースタンカンファレンスのドアマットチームにスポットを当てた時に、ドアマット基準にした勝率40%以下をウェスタンにも当てはめた結果、こちらの4チームが昨シーズンのドアマットチームです。

27勝55敗 サクラメント・キングス
24勝58敗 ダラス・マーベリックス
22勝60敗 メンフィス・グリズリーズ
21勝61敗 フェニックス・サンズ

イースタンのドアマット同様に厳しいシーズンを過ごした4チームです。
イースタンの5チームと違い、ウェスタンの4チームの中には上がり目感じるチームは数チームあるのが救いでしょうか。

躍進に期待出来そうチーム

オフの動きを確認しながら、イースタン同様に今年躍進しそうなチームはどこか考えてみました。
躍進の基準も人それぞれですが、昨シーズンからプラス10勝しそうなチームで判断させていただき、かなり甘くみて4チーム中3チームは可能性あるんじゃないかと判断しました。

●フェニックス・サンズ
昨シーズン含めて3シーズン連続年間25勝未満のチームに上がり目を感じた理由としては、まずドラフト1巡目1位の指名権を獲得して、ディアンドレ・エイトンを指名。
スリーポイント全盛時代NBAで、昔ほど重要度が低くなって感あるセンターの選手ですが、なんだかんだでインサイドで得点・リバウンドでダブルダブル期待出来る選手の獲得は今シーズンだけでなく今後を考えても大きなプラスと予想。ここ数年のドラフトは失敗してますが、今回は大丈夫ではないでしょうか。
ルーキーだけの獲得だけでなく、FAでアリーザを獲得。ファイナルまであと1勝だったロケッツを去ってサンズにやってくるとは、全くもって予想外でした。ファイナルまでもう少しというチームから見て、ラストピースになりそうな選手だっただけに、ロケッツ残留や他の強豪ではなくサンズを選んだのは年俸でしょうか。
この新戦力に、NBAを代表するスコアラーのブッカーが絡む今シーズンは、いきなりプレイオフ進出は無理でも、30勝はするのではないでしょうか。

●ダラス・マーベリックス
アトランタ・ホークスがドラフト3位で指名したドンチッチを、マーベリックスが5位で指名した選手+2019年ドラフト1巡目指名権(トップ5プロテクト付き)を献上する形のトレードで獲得。
史上最年少19歳でユーロリーグMVPを獲得し、ヨーロッパで最高の評価を得ていたドンチッチ。ポジションはポイントガード。プレシーズンでのプレイを見ましたが、評価が高い理由はなんとなくわかりました。
FAではセンターのディアンドレ・ジョーダン獲得。インサイドが弱かったところにジョーダンの獲得は、戦力的に大きなプラスだと思います。
ヨーロッパからNBAの対応は難しいと言われますが、ルーキーシーズンからドンチッチがヨーロッパで見せていたプレーを披露できれば、昨シーズンから大きく勝利数を伸ばせる可能性はあるのではないでしょうか。

●メンフィス・グリズリーズ
今回上げたドアマットチームにのサンズ・マーベリックス・キングスは数年プレイオフに出れていないチームでしたが、グリズリーズに関しては、昨シーズン8年ぶりにプレイオフ逃したシーズンでした。
主力だったランドルフが抜けたシーズンだったので、プレイオフ進出がどうかなと思っていましたが、ここまで成績が落ちた理由は、マイク・コンリーがシーズン早々に離脱した事でしょう。
成績が落ちたことでドラフト4位の指名権で有望ルーキーのジェイレン・ジャクソンJrを獲得。センターのマルク・ガソルと2人でインサイドを固める形になりそうです。
他の3チームと比べて既存戦力はあるチームに、有望ルーキーが加わった事で昨シーズンのような成績になることはないと思います。懸念は昨シーズンのチーム得点王のエバンスが抜けた点は不安材料。
成績は向上すると思いますが、イースタンよりハイレベルなウェスタンで再びプレイオフに返り咲くかどうかは微妙なとこです。

そして、グリズリーズには渡邊雄太選手が2ウェイ契約で所属しています。プレシーズンにも出場しています。なんとか日本人2人目のNBA選手になってもらいたいです。

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