睡眠中の体の働き

睡眠中は、ノンレム睡眠(深い睡眠)とレム睡眠(浅い睡眠)を繰り返しながら、脳と体を休息させています。

ほかにも、睡眠中は分泌物による働きが起こっています。

1.成長ホルモンの分泌
睡眠開始から数時間後に「成長ホルモン」が脳内で分泌され、日中の活動で壊れてしまった細胞を治したり、体や頭の疲れを癒すはたらきを持っています。

2.コルチゾールの分泌
目覚める時間が近づくと、今度は脂肪を分解して体を動かすエネルギーに変える役割を持つ「コルチゾール」が分泌されます。コルチゾールが分泌されることで、眠っている体を活動モードに切り替えていきます。

睡眠不足になるとどうなるか

1.成長ホルモンと休息の不足
睡眠が不足していると、成長ホルモンの作用による細胞の修復が不完全になります。さらに休息がしっかり行われないことから、疲労感などからストレスも感じるようになります。そのため肌荒れや吹き出物、ニキビなどがあらわれ、疲労感を感じることが多くなってきます。

2.姿勢が正されない
寝ている間に自然にある程度姿勢が矯正されている場合が多いです。睡眠不足が姿勢の悪さを目立たせることもあります。

3.メラトニンの分泌不足
「メラトニン」と呼ばれる睡眠リズムを調節するホルモンがきちんと分泌されなくなります。「メラトニン」は「若返りホルモン」と呼ばれることがあります。メラトニンが不足することで、見た目や身体の老化が進んでしまう恐れがあります。

精神面の健康と睡眠はどう関係しているのでしょうか?

睡眠不足による精神面への影響は、主に自律神経が関係しています。
睡眠が足りていないと自律神経のうち、緊張を高める働きの交感神経が優位になり、ピリピリしたりイライラしやすい状態になることが知られています。

また、睡眠は人間の記憶にも非常に大切な役割を持つことが知られています。
睡眠不足の状態を続けることは、物事への集中力を欠き、特に新しいことを記憶する能力を低下させてしまいます。そのため仕事や勉強などのパフォーマンスは著しく低下します。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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