穀物?野菜?夏といえば「トウモロコシ」!
「トウモロコシ」と言えば、夏が旬!お祭りの出店やBBQなどでも定番の食材ですよね。実はダイエットにも効果的な取り入れ方があるそうです。
「トウモロコシ」は穀物?野菜?
「トウモロコシ」は小麦、米とあわせて世界三大穀物と呼ばれ、多くの国で食べられている食材です。主成分は主に炭水化物で、ビタミンCやEなどに加えて鉄分や葉酸、カリウム、マグネシウムなどの各種ミネラル、食物繊維をバランスよく含んでいます。でんぷんが主成分のため、糖質は多め。カロリーは穀物の中では低カロリーですが、水分以外の80%を糖質(炭水化物)が占めているので、野菜というより主食ともいえます。中南米のトルティーヤやタコスのように、とうもろこしの粉を加工して主食として食べている国も多いです。
「トウモロコシ」の栄養成分
糖質が豊富な「トウモロコシ」ですが、タンパク質も含まれ、このタンパク質を構成する成分であるアミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンも豊富に含んでいます。バリン、ロイシン、イソロイシンは必須アミノ酸と呼ばれ、人間の体では作ることができないため、食べ物で摂る必要があります。 とはいえ、「トウモロコシ」のアミノ酸スコアは高くはないため、他の食品を組み合わせてバランス良くすることがオススメです。牛肉や豚肉、鶏肉、牛乳、卵などと組み合わせると食事全体の栄養バランスが良くなります。
また、粒の表皮にはセルロースという食物繊維が含まれています。食物繊維は、他の栄養素のはたらきをサポートしたり体の調子を整える働きをします。食物繊維の中でも、水に溶けにくい不溶性食物繊維であるセルロースは消化・吸収されないまま腸内を移動し、腸内の有害物質を吸着してくれるので生活習慣病の予防効果も期待できます。さらに、便を増やしたり、腸内を刺激して排便を促してくれるので便秘改善にも効果的です。
食事の一部を「トウモロコシ」に置き換え、ダイエット効果を!
「トウモロコシ」は食事の一部に置き換えることでダイエットにも適しているようです。甘みがあるので、太る原因と思われがちですが、甘みのわりにカロリーは少ないです。茹でたトウモロコシ1本でご飯一杯と同程度のカロリーですが、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富なのも嬉しいですね。
食事の一部を「トウモロコシ」に置き換え、他の食材と栄養バランスを考えて、摂りいれましょう。おやつを「トウモロコシ」に置き換えても、ダイエット効果は期待できるそうです。
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