豆乳の力
「豆乳は健康にいい」と聞いたことがある人は多いと思います。コーヒーショップでも牛乳を豆乳に変更してソイラテを飲む人も多いほど、今話題の健康飲料です。
髪や皮膚、筋肉を健康に
豆乳にはタンパク質が含まれています。皮膚や髪、爪、筋肉など健康に保つ効果があり、肌のハリや肌荒れなどのトラブルの予防にも関わっています。
タンパク質はカラダの主成分となる栄養です。美容や健康的な肉体りの他にも、免疫力や基礎代謝の向上、ホルモンや酵素などの材料にもなります。
豆乳に含まれるタンパク質は際立って量は多くはないですが「アミノ酸スコア:100」と、良質なタンパク質となっています。タンパク質の量が多くても構成する必須アミノ酸のバランスが悪ければ、体内で十分なタンパク質を作れずカラダに有益な効果をもたらすことができません。
肉や魚といった動物性のタンパク質はアミノ酸スコアが高いものが多いですが、植物性はあまり多くはありません。また、豆乳に含まれる脂質は少ないので、できるだけ脂質をとらずにタンパク質だけをとりたいという方にはおすすめです。
イソフラボンが豊富
豆乳に含まれる栄養成分の中には、イソフラボンが豊富です。
イソフラボンとはフラボノイドに分類される注目の機能性成分。女性ホルモンのエストロゲンと似た効果を発揮するポリフェノールの仲間です。
エストロゲンは加齢とともに分泌量が減ってきますが、とくに40代になると急激に減少していきます。大豆に含まれるイソフラボンを摂取することで更年期障害や骨粗鬆症、PMSなど、エストロゲンの減少によって起こるさまざまな不調を緩和することができます。
貧血予防に
豆乳は貧血予防のサポートにも効果があります。
豆乳には鉄分が含まれています。量は特別多いわけではありませんが、豆乳には、タンパク質、葉酸、銅やマンガン、亜鉛といった貧血の予防に関わる栄養が含まれています。
ただし、豆乳の鉄分は植物性ですから非ヘム鉄に分類されるため、動物性の鉄分(ヘム鉄)よりも吸収が悪いというデメリットがあります。
非ヘム鉄の吸収率を上げるには、良質なタンパク質やビタミンCなどの栄養と一緒に摂るのが効果的です。また、葉酸とともに赤血球を作るビタミンB12も重要です。この栄養は豆乳には含まれていないので、レバーや卵といった食品も一緒に摂るようにしましょう。
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