今日から始まるNBAファイナル
本命不在だったイースタンカンファレンスを制し、ファイナル進出を決めたクリーブランド・キャバリアーズ。
今シーズンのクリーブランド・キャバリアーズを振り返ってみます。

紆余曲折のシーズン

シーズンオフから今日まで、ここまで慌ただしく、そして目紛しくチーム状況が変わっていたチームはないのではないでしょうか。
2連覇を懸けて戦い破れた昨年のNBAファイナル。
王座奪還が命題でしたが、オフシーズンにキャバリアーズ生え抜きであちpり、BIG3の1人ポイントガードのカイリー・アービングがトレード志願の末、カンファレンスファイナルで戦ったボストン・セルティックスとトレードで移籍。
NBAトップクラスのポイントガードを失ってしまったものの、及第点といえる補強を行いシーズンイン。
ところが新戦力がうまく機能せず、とてもイースタンカンファレンスを3連覇中と思えない成績と内容でシーズンが進んだ結果、2月のトレード期限ギリギリで、選手を大幅に入れ替えるトレードを敢行。
オフに補強した選手のほとんどを放出し、新たなる選手を招き入れるも、これもまた大成功と言えない戦いぶりで、50勝32敗でまさかのシーズン4位フィニッシュで、プレイオフに突入します。

レブロン・ジェームス異次元の支配力でイースタン制覇

キャバリアーズのエースはレブロン・ジェームス。キングとも呼ばれる選手です。
毎年プレイオフに入るとスイッチが入るのか、異常なまでのプレーをしますが、今年に関しては過去最高のプレーを見せいます。細かくいえば、シーズン終盤から異常でしたので、シーズン4位で終えれたのも、レブロンのお陰じゃないでしょうか。

そのレブロンの活躍を持ってしても、1stラウンドとカンファレンスファイナルでは最終7戦まで戦うという激戦でした。
このプレイオフ18試合では、リーグトップの平均34.0得点に加え、9.2リバウンド8.8アシスト1.4スティール1.1ブロックを残し、フィールドゴール成功率54.2%。平均出場時間も41.3分というスタッツでした。
ボストン・セルティックスのカンファレンスファイナルの最終戦は、48分フル出場でした。
私は、NBAの試合で48分フル出場している選手を初めてみました。

過去3年もレブロンは活躍しましたが、レブロン1人で勝ったというシーズンではありませんでした。
ただ今回ばかりは、戦術レブロンとも揶揄されるぐらい、レブロン1人の活躍で勝ち上がってきたといえます。このスタイルでファイナルを戦うことになるのでしょうか。
周りの選手の奮闘に期待したいです。

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