ひまわりの種の力
メジャーリーグの選手が試合中に食べているひまわりの種。
ひまわりの種そのものというとリスやハムスターが持っている・ペットの餌というイメージの強い存在です。しかしカボチャの種と同様に栄養価が豊富であること、近年の低糖質ダイエットや、アメリカでブームになったパレオダイエット(原始人ダイエット)などの影響から日本でも食材として注目されるようになっています。
体力増強
ヒマワリの種にはカリウム・マグネシウム・鉄・亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。ミネラルの必要性としては骨を丈夫にするカルシウムや血液を作る鉄分などがよく知られていますが、その他に酵素の働きを助ける「補酵素」として消化・吸収・老廃物排出・エネルギー産生、タンパク質や神経伝達物質の合成、免疫活動などのあらゆる生命活動に関係している存在でもあります。
そのためミネラルを不足なく摂取することで栄養吸収から代謝までを円滑に行えるようになり、疲労の回復を助けたり、基礎体力を増やす働きがあると考えられています。また脂質が多いためエネルギー源としても役立ちます。またヒマワリの種はカルシウムが100g中に81mgとシード・ナッツ類の中でも比較的多く含まれ、ミネラルのバランスが良いという特徴があります。味自体もクセがなく微かに甘味があるので食べやすいため、育ち盛りの子供の栄養・ミネラル補給源としても優れています。
美肌効果
ひまわりの種に含まれる、ビタミンE、亜鉛、脂質、タンパク質には、美肌の維持にも効果があります。
ビタミンEには、抗酸化作用もありカラダや肌の老化の予防に効果があるため、アンチエイジングに有効な栄養です。
また、亜鉛は味覚の正常な維持だけでなく、タンパク質の合成に関わる酵素となるため、肌の健康を保ち肌荒れの予防に効果があります。
また、ひまわりの種は、髪や肌を作るタンパク質、肌のうるおいにも不可欠な脂質も含むため、美肌をつくる効果があります。
むくみ軽減
カリウム含有量も100gあたり750mgと多く、ナトリウム量・体内の水分量を調節する働きからむくみ解消に効果が期待できます。カリウム以外にもナトリウム量の調整機能や血液・リンパ液の循環を正常に保つのに役立つマグネシウム、水分の代謝を促進して体外への排出を促すビタミンB群など、ヒマワリの種はむくみケアに摂りたい栄養成分の宝庫です。
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