抗酸化作用

カリフラワーにはメチルアリルトリスルフィドや、アブラナ科の野菜に含まれているアリルイソチオシアネートなど、強い抗酸化作用を持つ成分が多く含まれてます。
体内に活性酸素が増えてくると、血管や細胞を錆びさせていき、心臓病や脳卒中、ガンの原因となるそうです。なんと病気の約90%が、活性酸素が原因で起こるとも言われているそうです。
カリフラワーに含まれる抗酸化作用は、この活性酸素を除去してくれる効果があり、心臓病や脳卒中の原因となる動脈硬化や血栓ができるのを防いだりしてくれます。
抗酸化作用はこれらの病気を予防するだけではなく、お肌のアンチエイジングにも効果があります。ちなみにビタミンCも、抗酸化作用を持つ成分です。

むくみ、便秘改善

カリフラワーに含まれているグルコシノレートは抗酸化作用以外に肝臓を強化し解毒機能を活発化させる働きもあると考えられていることから、老廃物・有害物質の排泄を促進するデトックス効果が期待出来ます。またむくみ解消に役立つカリウムが100gあたり410mgと野菜類では多い部類に入り、便秘の解消の定番である食物繊維も2.9gとレタスや白菜の倍以上を含んでいます。
食事の中で取り入れることで排泄力を高め余分なものを溜め込みにくくしてくれるそうです。脂肪が減る訳ではありませんが、むくみや便秘が改善することで外見もすっきりしますし、デトックス効果で体がキレイになると痩せやすい体質への変化も期待出来ます。

ストレス対策

カリフラワーはビタミンCが豊富なため、ストレス対策にも適した野菜と言われています。体のメカニズムとしてストレスを受けると防衛のために副腎からアドレナリンを分泌しますが、このアドレナリン生成にビタミンCが消費されるためストレスを受けるほどビタミンCが不足することになります。不安や緊張など精神的なストレスは勿論ですが、喫煙や不規則な生活をはじめ、寒暖・空腹・騒音・眩しさ・空気汚染なども体にとってはストレスになります。
カリフラワーのビタミンCは熱や水などに強く料理時における損傷が少ないため、茹でた100gを食べた場合でもビタミンCを53mg=同グラムのパパイヤやレモン果汁よりも多くビタミンCを補給することが出来ます。加えてカリフラワーには抗ストレスホルモンの合成促進に関わるパントテン酸も含まれていますから、ビタミンCと複合してストレス緩和・ストレス耐性向上にも良いそうです。

関連するまとめ

見直され始めている!「中鎖脂肪酸」と「長鎖脂肪酸」の違いとは

今話題の油と言われる「中鎖脂肪酸」。長鎖脂肪酸との違いを把握し、その健康効果を知って、日常に取り入れてみまし…

脂肪がダイエットに効果的?「ココナッツミルク」の秘密

最近、植物性のミルクが話題になっていますが、「ココナッツミルク」も栄養価が高いと注目を浴びています。

「和食」と健康の繋がり

無形文化遺産に登録されている和食は、健康面でも素晴らしい料理です。

関連するキーワード