前回先発投手の援護率についてと、セ・リーグ先発投手の援護率を紹介させてもらいましたが、今回はパ・リーグ先発投手の援護率を調べてみたので、そちらを紹介します。
数字に間違いがあるかもしれませんが、そこらへんは大目に見てもらえればと思います。

パ・リーグ先発投手援護率トップ5

①多和田 真三郎(西武)・・・援護率8.51
7勝1敗 防御率3.00

②菊池 雄星(西武)・・・援護率7.60
5勝0敗 防御率3.86

③アルバース(オリックス)・・・援護率5.83
6勝1敗 防御率2.13

④加藤 貴之(日本ハム)・・・援護率4.86
3勝3敗 防御率4.59

⑤中田 賢一(ソフトバンク)・・・援護率4.70
3勝3敗 防御率3.57

さすが西武ライオンズの打線。
最近は少し落ち着いてきましたが、開幕から打ちまくっていたチームだけに、援護率1・2位は西武ライオンズの投手2名です。
あんなけ打ってもらえれば、投手も楽な気分で投げれるではないでしょうか。
多和田投手の5月のこの時期での、7勝はかなりハイペースですね。
ちなみ阪神タイガースのメッセンジャー投手も同じく7勝してますね。
3位のアルバース投手は防御率も素晴らしいですね。

パ・リーグワースト3はかわいそうな状況

ここからは援護率が低い投手3名です・・・
ワースト1位
辛島 航投手(楽天)・・・援護率1.72
2勝3敗 防御率2.27

ワースト2位
マルティネス投手(日ハム)・・・援護率1.98
4勝4敗 防御率2.68

ワースト3位
西 勇輝(オリックス)・・・援護率2.17
2勝4敗 防御率2.82

援護率ワースト3の投手は防御率を下回る援護率です。
しかも3名とも防御率は3点以下でいいピッチングをしているにも関わらず、勝ち星に恵まれてない展開ですね。
西投手・マルティネス投手は、8回先発して7回のクオリティ・スタート達成もしているんですがね。
勝ち星っていうのは本当に巡り合わせで大きく変わるんですね。

まとめ

セ・リーグとパ・リーグの援護率を見てきましたが、これだけでも勝利数というのが、運や巡り合わせで大きく変わることはわかってもらえたのではないでしょうか。
単純に何勝しているから調子がいい。
何勝しかしてないから今年はダメだ、
なんて思わずに、深くその選手の成績を見てみるのもいいんじゃないでしょうか。
データでみる。違う角度から見る。
そんな野球もまた面白いもんですよ。

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