NBAシーズン最終日を振り返ろう〜イースタンカンファレンス〜
レギュラーシーズン最終日。イースタンカンファレンスはプレイオフの組み合わせも最終順位も決まっていない状況。
プレイオフの対戦相手を考えての最終日の試合をしたチームもあったのではないでしょうか。
昨年同様に面白かった最終日でした。
長かったレギュラーシーズンが終わり、15日からはプレイオフが始まります。
イースタンカンファレンスは、プレイオフ進出8チームは確定しているものの、最終順位は結果次第で変わってしまう最終日でした。
まずはプレイオフ進出の8チームの最終日までの順位です。
順位確定していたのチームは3チーム
①59勝22敗 トロント・ラプターズ(シーズン1位確定)
②54勝27敗 ボストン・セルティツクス(シーズン2位確定)
③51勝30敗 フィラデルフィア・セブンティシクサーズク
④50勝31敗 クリーブランド・キャバリアーズ
⑤48勝34敗 インディアナ・ペイサーズ(シーズン5位確定)
⑥44勝37敗 ミルウォーキー・バックス
⑦43勝38敗 マイアミ・ヒート
⑧43勝38敗 ワシントン・ウィザーズ
順位確定しているのが、1位のトロント・ラプターズ。2位のボストン・セルティックス。5位のインディアナ・ペイサーズの3チームのみ。
残り5チームは今日の結果次第で順位変動します。
そしてプレイオフの対戦カードも4組ともまだ決まっていません。
どういう条件で順位が変動するか、わかっている範囲で語っていきます。
5位のペイサーズも気にする3位・4位争い
③51勝30敗 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
④50勝31敗 クリーブランド・キャバリアーズ
現在1ゲーム差でシクサーズが3位です。
シクサーズが勝てば問答無用で3位確定します。
シクサーズが4位になるケースは、今日シクサーズが負けて、キャバリアーズが勝った場合です。
同率でシーズンを終えた場合、まずは直接対決の勝敗で決めます。ここは2勝2敗でタイですので、次の条件のディビジョン優勝チームになります。
イースタンとウェスタンと大きく2つのカンファレンスに別れているNBAですが、カンファレンス内にも3つのディビジョンに別れています。
イースタンでは、『アトランティック』『セントラル』『サウスイースト』の3つです。
シーズン同率・直接対決もタイの場合、このディビジョンで優勝しているチームが上位になります。
この条件ですと、セントラルディビジョン優勝のキャバリアーズが、アトランティックディビジョン3位のシクサーズを上回り3位でシーズン終了ということになります。
4位までは確定しており、プレイオフ1stラウンドのホームコートアドバンテージは獲得はしているので、3位でも4位でもといった感じっぽいですが、深読みするとその先のセミファイナルの対戦相手でしょうか。
3位で終われば、セミファイナルはシーズン2位と7位の勝者との対戦。
シーズン順位の通りの結果であれば、ボストン・セルティックとの対戦。
4位で終われば、セミファイナルはシーズン1位と8位の勝者との対戦。
こちらもシーズン順位通りであれば、トロント・ラプターズとの対戦。
ホームコートアドバンテージがない状態で、どちらとセミファイナルをやりたいか。深読みすると、ここまで考えて今日の最終戦を戦うのではないでしょうか。
そして5位のペイサーズは、4位とのプレイオフになりますが、どちらとやりたいと思っているかも興味あるとこです。
シクサーズとのシーズン対決は2勝1敗と勝ち越し。シクサーズのホームでも勝利しています。
若手タレントが豊富なシクサーズ。今シーズンのサプライズチームの1つでした。
シーズン終盤に勢いにのり現在15連勝。今日勝てば16連勝でシーズン終了。
勢いがあるだけに、1stラウンドで戦いたくないか・・・
キャバリアーズとのシーズン対決は3戦全勝。
ただし3試合とも、キャバリアーズがトレードでチームロスターを大幅変更する前の対戦で、トレード後のキャバリアーズと試合をしていないのは不安要素。
そしてペイサーズのプレイオフ。
昨年までの7年間で6回出場。そのうちキャバリアーズのエース、レブロン・ジェームスがいるチームに4回破れており、レブロンのいるチームに勝ったことがありません。
嫌なジンクスがあるだけに、キャバリアーズとの対戦は避けたいと思っている可能性もありますね。
ペイサーズファンの私からすると、本当にもうレブロンはいいです。
7位狙いか?6〜8位争い。
⑥44勝37敗 ミルウォーキー・バックス
⑦43勝38敗 マイアミ・ヒート
⑧43勝38敗 ワシントン・ウィザーズ
6位〜8位を争っているこの3チームも今日が最終戦。この順位のパターンは色々あり過ぎて、説明するのが長くなるので割愛します。
プレイオフ進出確定後は、スターターの出場時間を抑える・順位を意識するのは当たり前なんで悪いとは思えませんが、6位〜8位のどこかになるというのがわかってからは、この3チームは7位で終えるのを意識して、他のチームの成績に合わせて戦っているなという個人的な印象。
なぜ6位ではなく7位狙いなのか。個人的な予想ですと、6位で終われば、下手するとキャバリアーズとの対戦。これは嫌ですね。レブロンという化物は、プレイオフに入るとさらに手がつけられなくなるので、そんな可能性のある6位は避けたい。
8位は1位のラプターズと対戦。リーグ全体2位の勝率のチームとの対戦はもちろん避けたいですね。
そして7位で終われば、2位のボストン・セルティックスとの対戦。
これですね。セルティックス狙いです。
まず、セルティックスが弱いとか、まぐれで2位になっているとかではないです。強いです。ただ、3月半ばでエースのカイリー・アービングが膝の故障で欠場。当初はすぐに戻る、プレイオフには間に合うと言われていましたが、結果的に手術で全治4〜5ヶ月で今シーズン終了。
アービング抜きでもチームは勝っていたので2位をキープできているんですが、プレイオフでの対戦で、アービング抜きというのは他チームから見ればチャンスしかないです。
これをこの3チームは狙っているではないでしょうか。
シーズン終了時順位
各チームいろんな思惑があったかもしれない最終日を終えた最終順位がこちら。
①59勝23敗 トロント・ラプターズ
②55勝27敗 ボストン・セルティツクス
③52勝30敗 フィラデルフィア・セブンティシクサーズク
④51勝31敗 クリーブランド・キャバリアーズ
⑤48勝34敗 インディアナ・ペイサーズ
⑥44勝38敗 マイアミ・ヒート
⑦44勝38敗 ミルウォーキー・バックス
⑧43勝39敗 ワシントン・ウィザーズ
マイアミ・ヒートとミルウォーキー・バックスの順位が入れ替わってシーズン終了となりました。
いよいよ始まるプレイオフ。ここからが本番です。
レギュラーシーズン以上に、フィジカルな試合が増えます。
3年連続イースタンのプレイオフを制してるキャバリアーズが今シーズンも制するのか。
それとも、シーズン1位のトロント・ラプターズが球団初のイースタン制覇か。
それ以外のチームが予想を覆して制するのでしょうか。
15日からプレイオフ開始です!
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スポーツ全般大好きです。
球技は特に大好きで、バスケをよく観戦しています。
今までスポーツは観る専門でしたが、これからは色んなスポーツをやっていきたいと思っています。
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