田中将大〜駒大苫小牧高等学校〜

今や世界を代表するメジャーリーグのヤンキースに所属するピッチャーの田中将大選手も甲子園優勝投手です。
2年生夏の甲子園大会で、エースとして登板し、チーム最多の25回2/3を投げ、大会連覇を果たしました。
3年夏の甲子園大会では自身の不振の中、チームは決勝戦に進出し、斎藤佑樹選手率いる早稲田実業高等学校と戦いました。
この試合は今でも語り継がれている名試合で、田中選手、斎藤選手ともに一歩も譲らず、1-1の引き分けで37年ぶりに決勝戦再試合となる名勝負を繰り広げました。再試合は1回途中から登板し、7回1/3を3失点に抑えるもチームは3-4で敗戦し惜しくも3連覇はなし得ませんでした。
ドラフトでは、日本ハムファイターズ、ベイスターズ、オリックスバファローズ、楽天ゴールデンイーグルスの4球団から1位指名を受け、楽天ゴールデンイーグルスがくじを引き当て入団。
楽天ゴールデンイーグルス入団後は岩隈久志選手とともに投手陣を盛り上げ、2013年のシーズンには24勝0敗という驚異的な成績を残し、チーム初の日本一に大きく貢献。その後、メジャーリーグのヤンキースに移籍し、現在も世界で活躍する日本を代表するエースピッチャーです。

高橋光成〜前橋育英高等学校〜

2013年の甲子園大会で優勝投手となったのが、現在西武ライオンズで活躍している高橋光成選手です。
前橋育英高校時代は、1年の夏からベンチ入りし、1年の秋からエースとして活躍。
優勝投手となったのは、2年の夏の甲子園大会。
初戦の岩国商業戦で連続奪三振数で歴代2位の9者連続奪三振を記録し完封し、2回戦も完封、3回戦では完投、準々決勝ではリリーフで登板し、準決勝では完投勝利で勝ち上がると、決勝の延岡学園戦では完投し、夏の甲子園大会初出場にして初優勝を収めました。
ドラフトでは西武ライオンズから1位指名を受け入団。MAX154キロの豪速球を武器に、次世代のエース候補として活躍しています。