今週日曜日には中京競馬場にて第54回金鯱賞が開催されます。ここまでヤマカツエースが2連覇を成し遂げているので、普通に考えれば考えるほどヤマカツエースえお軸に思いたくなるところにサトノダイヤモンの復帰戦。ここに勢いあるスワーヴリチャードとブレスジャーニーといった4歳馬勢も参戦。どうしたら良いものか?というのが今回の感想です。
前回はドン底からの脱出なるかというサトノダイヤモンドと、勢いある4歳馬世代を牽引しているスワーヴリチャードについて書いてみました。
今回は2年連続制覇中のヤマカツエースと、勢いある4歳馬世代でも、まだまだ底を見せていなくとて不気味な存在と言えるブレスジャーニーについて書いてみたいと思います。

3連覇目指して!ヤマカツエース

変則的となった一昨年と昨年の金鯱賞。冬にやったと思ったら翌春に行われたどうレースで2連覇しているヤマカツエースも今年の金鯱賞に出走予定となっています。まあ、優勝した初年度で、すぐに同じ距離、同じ競馬場ともなれば調子の良いところで再び出走といった流れだったので優勝してもおかしくなかったといえばそれまでかもしれませんが、コース適性からいえば、今回の強豪ひしめくなかでもメンバー随一かなというのが個人的な感想です。ただ、昨年の金鯱賞からはこれといってラシイ競馬ができていないのがヤマカツエースかなというのも感じています。今回のメンツはこれまで以上にメンツのレベルが格段に上がっており、ポテンシャルでいうとサトノダイヤモンドには敵わないだろうし、総合的にもスワーヴリチャードが筆頭。更に、スローからのスパートとなった場合、メートルダールやブレスジャーニーなどもそうとう厄介な存在といったところ。ディフェンディングチャンピオンもこう見ると、結構崖っぷちに立たされているのがよくわかります。池添騎手とのコンビで3連覇なるか?が非常に楽しみな存在ですが、個人的には3着予想以下と思っています。

G2レース制覇へ!ブレスジャーニー

2歳時にはスワーヴリチャードを差し切った東京スポーツ杯2歳ステークス制覇を含む3連勝でクラシックを嘱望されていたものの、体調面と怪我によりクラシックは復帰戦となった菊花賞のみ。その復帰戦も田んぼで走っているような泥んこ祭り状態でイマイチ状態面が分からず、続く有馬記念もなんとも微妙なかたちで前ふさがり。良いところが全く引き出せていないブレスジャーニーも今年の金鯱賞に出走予定です。この馬の代名詞といっていい直線での鋭い切れ味、それが最も発揮されたのがこの東スポ杯でスワーヴリチャードを差し切っているほどのポテンシャル。あのまま怪我さえなければ・・・と思ってしうにがブレスジャーニーファンの小言です。初の中京競馬場ですが、個人的にはスワーヴリチャード同様に左回りこそブレスジャーニーの発揮どころかなと。そして最終コーナーから外に振られてから伸びてきたここまでのヤマカツエースなぞるかのように、同じ道を走れば大いにチャンスはあるのかなというにが個人的な感想です。できれば中枠ほどを、6番くらいがベストかなと。周りの感じを受け止めながら出しどころさえ間違わなければ。三浦皇成騎手がどこまでブレスジャーニーを操れるかも最大実物ですが、個人的には藤岡佑介騎手なんかも魅力的なんですよね。とにかく頑張れ!

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