先週の土曜日に、東京競馬場にてチャンピオンズカップの前哨戦の武蔵野ステークスが開催されました。サウンドトゥルーをはじめ、コパノリッキーや、みやこステークステイエムジンソク、平安ステークスのグレイトパールなどなど、とにかくすごい顔ぶれとなりそうな今年のチャンピオンズカップ。そこに割って入ることができるのか?といった感じの今年の武蔵野ステークスの面々といったところでした。例年にもなく、とにかく荒れた結果で、三浦皇成鞍上の6番人気のインカンテーションが勝利。2着には8番人気のサンライズソア、3着には15番人気のアキトクレッセントが入った結果で、3連単は1,783,490円の配当ついた感じです。いったい誰が当てられるのかといった馬券でした。

全くのノーチャンス!カフジテイク

今年の武蔵野ステークスでは1番人気を背負ったカフジテイクですが、色々と感じた今回のレース内容でした。まず、距離に関して言えばマイル戦なので特に問題はないにしろ、本線のチャンピオンズカップに出走したたころで少し厳しいのかなと個人的には感じています。それが今回の内容で思ったことですが、スタート自体はそこまで悪くないのでいうことないですが、ベストウォーリアが作るペースということで、そこまでハイに流れることがないと予想できたはずで、そこは鞍上の福永騎手も思っていたに違いない。となれば、動くポイントがいくつかあったのでは?といった感じで、ノンコノユメに置いていかれてからの仕掛けとなりましたが、あまりにも反応が鈍すぎてまったく伸びて来ない感じでした。あそこまで脚を溜めときながら、あの程度では1800mと1F増えたところでチャンピオンズカップに出走する面々には到底追いつかないだろうということ。上がり3Fは最速の35.1も、ノンコノユメも35.2といったラップで上がったので、差を微妙に詰めるところまでで精一杯だった感じです。やはりタイプ的にはスプリント路線の流れるくらいのけいばからの追込みの方が今後も勝率が上がるのかなと感じています。

三浦皇成騎手とのコンビで重賞制覇!インカンテーション

全てが噛み合うとこんな結果になってしまうのかなという典型的なパターンだったと思います。今回の出走メンバー的にはこれといって輝かしい馬は見当たらなく、強いて言うならカフジテイク、ノンコノユメ、ピオネロあたりが怖い存在だったところ。本格的な逃げ馬も不在で、わりかしゆったりと入ったレースで、中緩みもなくスローな感じだったことから基礎スピード面は全く問われていないレース内容。前にベストウォーリアを置いてからの直線への入りも内でロスなく入れたことで勢いつけたままあっさりとベストウォーリアを抜き去り、サンライズソアが差を詰めてくるものの1/2差をつけての圧勝に近い内容でした。
本線では出来れば外枠からゆったりと入り前にスペースを起きつつ、中盤で徐々に内に入れてロスなく内から突き抜けてくれればといったところでしょうか。まあ、競合だらけなのでどんな展開でもキツイレースになることは必至でしょうが、再度、三浦皇成騎手とのコンビで台風の目となっていただき大いに荒れた結末を作ってほしいものです。

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