昨シーズン日本一

昨シーズンは94勝49敗と、2位の西武ライオンズに13,5ゲーム差の多彩な差をつけてぶっちぎりでパリーグを史上最速の速さで制覇し、日本シリーズではセリーグ代表のDeNAベイスターズを4勝2敗で下し、見事日本一奪還を果たしたシーズンでした。ソフトバンクホークスの特徴といえば、どこからでも点が取れる攻撃力と、充実した救援投手陣。圧倒的なチーム力、12球団ダントツの個々の戦力を持つ最強ソフトバンクホークス。今シーズンも2連覇が有力視されているチームですね。

投手の注目選手は?

投手の注目選手は、川原弘之選手。
2009年のドラフトで、福岡大学附属大濠高等学校を経てドラフト2位で入団した左腕。
高校時代は、甲子園とは縁がありませんでしたが、MAX144キロの直球と、鋭く曲がるスライダーを武器に三振の山を築き、プロから注目を受けていました。
2012年にプロ初登板を果たし、2軍の試合で、日本球界の左腕最速記録となる球速158キロをマークするなど大きく注目を受けていましたが、チャンスをものにすることができず2軍生活が続きました。そして、2015年には肩と肘の大怪我、手術で戦列を離れ、育成選手に移行してしまいました。
昨シーズン、2年8ヶ月ぶりに楽天ゴールデンイーグルスとの練習試合で実戦復帰を果たしました。
現在、順調に回復しつつある川原選手。今シーズン中の支配下選手登録が濃厚と言われており、6年ぶりの一軍登板が期待される26歳の若手投手です。

野手の注目選手は?

野手の注目選手は真砂勇介選手。
2012年のドラフトで城陽高校を経てドラフト4位で入団。
高校時代は甲子園出場はなしえませんでしたが、高校通算52本のホームランを放った持ち前のパワーと肩、走力が評価されるドラフトで指名されました。
入団当初は2軍生活が続きましたが、2016年の第一回WBCS U-23ワールドカップでは、日本代表の4番を務め、優勝に貢献し、大会MVPも獲得するほどの実力者です。
昨シーズン、骨折で戦線離脱した内川選手に変わり、1軍に昇格すると、8月3日のオリックスバファローズ戦で、プロ入り後初のホームランを放ちました。その後、肩の違和感で、2軍に降格し、昨シーズンはそれ以降出場はありませんでしたが、潜在能力が非常に高い23歳の選手です。
ソフトバンクホークスの外野手のレギュラーある争いはかなり熾烈ではありますが、今シーズン、ブレイクし、レギュラーを奪取できる実力は十分にある選手です。

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