先週の土曜日に、今年の長距離王決定戦のステイヤーズステークスが行われ、見事にアルバートが3年連続となる長距離王決定戦を制しました。3連覇達成です。なのに、メディアは負けたキタサンブラックとかの方に話題が行きがちなのが気にくわない競馬ファンの1人として、このアルバートがやってのけた3連覇の偉業に対して大絶賛をさせていただきます。
本当に凄いことなんですよ、3連覇って!過去にもいたかな?と思い返してみても、同じレースで3連覇した馬は思い浮かばないですね。そのくらい凄いことなのに・・・と、この件に言い出せばきりのないところなのでこの辺で止めておきます。

完全に敵なし!アルバート

どう考えても、この距離で戦わせたらアルバートの右に出るものなし!といったのが現在のJRA。まさに完全王者というにふさわしい、人間で言うならばフルマラソンの王者的存在となりましたね。有馬記念の2400mなんてアルバートに言わせれば短距離走、更に天皇賞春の3200mでもアルバートとって短い距離といった感じで、本領発揮はダイヤモンドステークスの3400mからといったところでしょうか。何はともあれ、3連覇の偉業達成おめでとうございます。
レースは単勝オッズ1.3倍が物語るように、一強ムードがムンムンの中スタートしました。2番人気のフェイムゲームが前を行く展開となったので、道中は見てる側として若干ヒヤヒヤものでしたが、なんのその。直線でフェイムゲームと同じコースどりをして一気に抜き去っていきました。上がり3Fも34.9とメンバー唯一の34秒台を叩き出せば、2着のフェイムゲームには2馬身半差、それ以降には4馬身以上のまさに圧勝と言った結果でした。恐れ入りました。

大善戦!フェイムゲーム

正直、フェイムゲームが勝っても面白いなとは思っていました。鞍上ボウマン騎手は先週のジャパンカップでキタサンブラックやレイデオロといったG1ホースを制して、コンビを組んだシュヴァルグランを見事初G1制覇、G1ホースにしたノリに乗っていることもあり、王者キタサンブラックを倒した先週に引き続き今週も王者アルバートを倒してくれるのでは?と期待した部分ではあります。
レース内容も面白い展開に持ち込んでくれたなと思います。まずアルバートよりも前で競馬ができたことにより、基礎スピード面をクリアした状態で直接にむかえられたこと。ここからはポテンシャル的に劣るにしろなんとか食らいつき2着をキープ。2番人気の期待どおりといった内容でした。

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