気になるFA移籍の動向
今シーズン、FA移籍を宣言した注目選手を紹介していきます。
今年もFA移籍のシーズンに
今年もFA移籍のニュースが気になる頃になりましたね。
FAとは、フリーエージェントの略称で、いずれの球団も選手契約ができる権利を持つ選手のことです。FAには、国内外全ての球団と契約ができる「海外FA」と、日本プロ野球機構の球団と契約できる「国内FA」の2種類あります。
「海外FA」を取得するには9シーズンの選手出場登録日数が必要で、「国内FA」を取得するには原則として8シーズン必要となります。
今シーズン、FAの権利を取得した注目選手を紹介していきたいと思います。
増井浩俊〜日本ハムファイターズ〜
増井浩俊選手は、駒澤大学、東芝を経て2009年のドラフトで日本ハムファイターズに5位指名され入団した投手。
最速155キロの豪速球と、大きく落ちるフォークボールを武器に活躍。先発、中継ぎ、抑えの全てをこなせる万能投手です。2012年のシーズンには最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した球界を代表する投手です。
近年は日本ハムファイターズの抑えを任せられ、2016年のシーズンには日本一にも貢献しました。
増井選手の獲得に他球団が動いていると言われていますが、11月29日現在ではオリックスバファローズが有力と言われています。オリックスバファローズの抑えである平野選手が海外FA権を取得し、メジャー挑戦を表明しているので、オリックスバファローズにとって抑えの獲得は必須。増井選手に白羽の矢が立った形となりました。
もしオリックスバファローズに移籍することになったら同リーグの球団への移籍となるので、打者を知り尽くしている増井選手はオリックスバファローズの大きな戦力となりそうですね。
大和〜阪神タイガース〜
本名は前田大和。
大和選手は樟南高校を経て2005年の高校生ドラフトで4位指名され阪神タイガースに入団した野手。
高い守備力が持ち味で、ルーキー時代から守備だけなら一軍でも通用すると言われていたほど。遊撃、二塁、外野をこなし、守備範囲もかなり広く、球界を代表する守備職人です。
2016年から出場機会を増やすために、右打ちから両打ちにスイッチ。
2017年のシーズンは100試合に出場し、規定打席には届かなかったものの打率,280と好成績をマーク。守備固めでの出場が多い大和選手は、スタメンでの出場機会を増やすべくFA移籍を決断。球団は大型契約で引き止めを行っている段階です。
11月29日現在ではDeNAベイスターズやオリックスバファローズが獲得に動いていると報道されています。
他にもこんなスター選手が
上記で紹介した選手以外にも注目選手はいます。
FA宣言をしている選手は以下の通りです。
「国内FA選手」
野上亮磨・埼玉西武ライオンズ
増井浩俊・日本ハムファイターズ
鶴岡慎也・ソフトバンクホークス
大和・阪神タイガース
「海外FA選手」
平野佳寿・オリックスバファローズ
涌井秀章・千葉ロッテマリーンズ
大野奨太・日本ハムファイターズ
この選手の方々は来シーズンどの球団でプレイするのでしょうか。
動向が気になりますね。
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