タンパク質の重要性とは?
過剰に摂りすぎると
はじめに
最近では健康維持や筋力アップにタンパク質を摂る様にしている方も多いと思います。しかし中には、タンパク質を過剰に摂ったり、なんとなく摂っている方もいたりしますね。今では誰もがタンパク質=プロテインを摂れる時代です。今までは筋トレする男性だけのイメージから、子供向けのプロテインもあれば、女性用のプロテインが販売されているほど。そして今回はそのタンパク質について少し紹介したいと思います。
重要性
タンパク質は、筋肉・骨・血液の材料となる重要な栄養素です。スポーツや筋トレなどで全身を動かすために必要で、体作りにおいて大きな役割を担っています。
筋肉は強い運動によって分解され、材料となるタンパク質を吸収して合成するというプロセスを経ながら強く大きくなっていきます。適切な量とタイミングで補給すると筋肉を作るサイクルがスムーズに働きますが、不足してしまうと筋肉量が増えないばかりか、骨や血液にも影響が及び故障しやすくなったり、スポーツ貧血の原因になったりすることもあります。
タンパク質を過剰に摂ると
・腸内環境の乱れも
動物性タンパク質を摂りすぎると、体に吸収されなかったタンパク質がそのまま腸内に送り込まれます。腸内に贈られたタンパク質は悪玉菌のエサになってしまうので腸内環境の乱れが発生しやすくなります。悪玉菌が増え、腐敗産物が多く作られてしまう可能性があります。腸内に腐敗産物が増えると口臭や体臭の原因になると考えられているため、気をつけたいですね。
・内臓疲労
タンパク質を過剰に摂取してしまうと、その分多くの窒素を尿に変換しなければならなくなります。窒素を体外に排泄するためには、肝臓・腎臓の働きが必要です。体内の分解過程で必要なくなった窒素はアンモニアに変わります。アンモニアは私たちの体にとって有害な物質であるため、肝臓で無害な尿素に変換されたのちに腎臓で尿として排出されます。そのため肝臓や腎臓にかかる負担が普段よりも大きくなり、内臓疲労を引き起こしてしまう可能性があるのです。
最後に
どうしても不足しがちなタンパク質。必要な栄養素ではありますが、過剰な摂取は体への大きな負担を強いてしまい、逆効果になる可能性もありますね。しかしタンパク質の必要量は個人によってさまざまです。それぞれの運動量、生活強度によって積極的なタンパク質の摂取が大いに手助けになってくれるでしょう。
ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
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