はじめに

日本の野球ファンであれば、プロ野球チームの本拠地を制覇したい方も多いでしょう。既に本拠地を制覇した方々達も多いと思います。関東近辺に住んでる方であれば、プロ野球チームの本拠地が12球団中5球団の本拠地へ足を運べますね。セリーグでは、読売ジャイアンツの東京ドーム。東京ヤクルトスワローズの明治神宮野球場。横浜DeNAベイスターズの横浜スタジアム。パリーグでは、埼玉西武ライオンズのメットライフドーム。千葉ロッテマリーンズのZOZOマリンスタジアムと関東近辺でこれだけの球場に足を運べますね。しかし今回も紹介するアメリカメジャーリーグの球場は30球団もあり30の本拠地がアメリカ国土全域にあるので、全制覇も難しそうです。今回もアメリカメジャーリーグの球場を1つ紹介したいと思います。

チェイス・フィールド

チェイス・フィールド(Chase Field)は、アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックスにある野球場。メジャーリーグベースボール(MLB)のナショナルリーグ西地区に所属するアリゾナ・ダイヤモンドバックスの本拠地球場ですね。

1998年の開場時は、命名権を獲得したアメリカ国内の中堅銀行のバンク・ワンに因みバンク・ワン・ボールパーク(Bank One Ballpark)と名付けられ、地元ファンからはBOB(ボブ=頭文字をとった略称)などと呼ばれ親しまれたね。2005年、バンク・ワンが世界的に名を馳せる大手のJPモルガン・チェイス銀行と合併されると、球場の命名権も同銀行が継承、2005年シーズン途中でチェイス・フィールドに改称されました。

特徴

カナダのロジャース・センター、日本の福岡ドームに次いで世界3番目であり、アメリカ合衆国では初の開閉式屋根付き野球場であるが、ドーム球場でありながらフィールドに天然芝を採用しているのは世界初です。

州や都市自体が砂漠の真ん中に位置しており、一年中ほとんど雨の降らない土地にあるこの球場に屋根をつけたのは、雨を避けるためではなく、むしろ真夏の日中には最高気温が40℃に達して、夜も30℃以下に落ちないことも稀ではないフェニックスの強い陽射しと熱気を遮って、過酷すぎないプレー環境と快適な観戦環境を提供するためである。試合中は原則として屋根を閉じた状態にし、試合の開始前・終了後は芝生の育成のために屋根を開放する。
クアーズ・フィールドに次いで高所(海抜332m)にあり、乾燥している気候のため打球が良く飛び、その球場の広さの割に本塁打が出やすいとされる。また、建物の構造の関係でライト方向に風が吹き、打球が伸びるという説もあります。夏場は屋根が閉められ、湿度調整も行われるので前述の傾向は少なくなります。外野フェンスが複雑な形状であることも手伝って、メジャーリーグ30球団の本拠地の中で最も三塁打が出やすいという特徴もあります。

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