東スポ杯2歳ステークスが今週土曜日に東京競馬場にて行われます。昨年がブレスジャーニーが勝ったこのレースのレコード記録は、今週の日曜日のマイルチャンピオンズカップにも出走予定のイスラボニータ。ここえおたたき台として育った競走馬も非常に多いです。
今回の出走馬にも良血の素質馬が多く含まれているため、競馬ファンも頭を悩ますといったところでしょうか。

カフジバンガード
ケワロス
コスモイグナーツ
ゴールドギア
シャルルマーニュ
スーサンドン
ノーブルアース
ルーカス
ワグネリアン

以上の9頭の登録馬です。

ムーアがモーリス再来を再現できるか?ルーカス

血統で考えると、現2歳馬ではタニノフランケルのフランケル×ウオッカというのが1番の話題で素質馬ということになりますが、ルーカスも驚きの血統なんです。父スクリーンヒーローの母メジロフランシスと、ん。何か話題になる?って思われる方も多いとは思いますが、逆にこの血統だけでピンっときた人はさすがといったところでしょうか。そうなんです。2010年代の日本を代表する馬・モーリスと全く同じ血統です。ということで、モーリスの兄弟にあたるのがルーカスという事なんです。モーリス、ルーカス、名前も似ているのがなんともいい感じですね。
さて、そのルーカスは勿論期待したい一頭です。ただ新馬戦を見る限りでは圧倒的に強かったというわけではなく、難なく勝ったのかな?といったレベルでした。しかし反応の良さはあり、ペースの上げ下げに苦労はしないのかなといったところと、3Fも札幌の洋芝でまずまずの上がりなので素質は問題なしかなと。
「まだ子どもだが、態度、動き、性格はいい。今日の追い切りは問題なかった。兄のモーリスと似ているところはある」とは騎乗予定のムーア騎手。香港ではモーリスをG1馬へと導いた立役者が、今回のルーカスの手綱を引くことになりました。
懸念している点は、モーリスはどちらかというと古馬になってから開花した競走馬。ルーカスももしかしたら現時点では・・・といったところです。

芝が渋れば勝機あり!コスモイグナーツ

前走は不良馬場となったアイビーステークスで素質馬を相手に鮮やかに逃げ切ったコスモイグナーツ。芙蓉ステークスでは完全にキレ負けしてズルズルと後退一歩で完敗も、道悪の中で積極的にレースを作ったアイビーステークスではシャルルマーニュやタニノフランケルといった素質馬を大撃破しています。ただ現状を見る限りトップスピード戦で高いパフォーマンスを見せられていないので、普通にやったら間違いなくこのメンツの中では連対は難しいところです。しかし、今週の土曜日の東京地方は傘マークがついているということから、良馬場では無理な状態になることが予想できます。ここで一気に浮上してくるのがコスモイグナーツでしょうか。芝が渋れば渋るほど、他馬の脚が消され、基礎スピード面を問われなくなり、アイビーステークスで見せてくれた粘りを今回も期待したいところです。第二のマルターズアポジーになれるか!といったところでしょうか。とにかく逃げに転じてほしいです。

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