先週の日曜日は秋本番の天皇賞秋が開催されました。天候はというと季節外れの台風の影響もあって、馬場状態は土曜日よりも更に悪化した状態。そんな状況の中で出走時間を迎えてしまいました。今年は3歳女王とも言えるオークス馬・ソウルスターリングや、宝塚記念でまさかの大敗を喫したキタサンブラックなど、話題性ある競走馬や、サトノクラウンやリアルスティールといった実力馬も登場し、総勢18頭が出走しました。馬場も荒れあれということで、競馬ファンとしては非常に難しい予想になったと思います。

汚名返上!キタサンブラック

結果的にいえば強かったという感想と、武豊騎手はやはり天才だなと思った競馬でした。宝塚記念では得意の逃げに転じることなく、先行集団に紛れての勝負でしたが、その策が裏目に出てしまいあれよあれよと後退一方の9着フィニッシュ。今年で引退し種牡馬へとなることが決定ということで、ローテーション的には天皇賞秋も含めて残り3レースとなりました。天皇賞秋前の武豊騎手のインタビューによると、「キタサンブラックは強いことは間違いない。ただ馬も人間と同じ生き物ですから、その日の体調や気分なんかもある。宝塚記念の時は、もしかしたら夜遊んで寝ていなかったかもしれないし、もしくは子供の遠足の前の日みたいに楽しみでねれなかったのかもしれない。」と半分冗談、半分本気とも思えるコメントを残していました。「キタサンブラックは強い」。武豊騎手から放たれたこの一言だけでも今回の復活劇があることを象徴しているようにも思えました。
レースは、スタートでゲートに接触したことで出遅れて中団よりやや後方に置かれてしまった状況でした。はっきり言って宝塚記念がよぎった瞬間ですが、そこからリカバーして中団11番手あたりを走行。3コーナーで息ついたところを見計らって、最内をスーっと上がっていき、4コーナーでは先頭列まで押し上げてきた感じです。この辺の武豊騎手は流石の天才っぷりを見せ、どの馬も馬場を嫌い外に振るなか、キタサンブラックは常に最内をロスなく通ったカタチ。直線では詰めよるサトノクラウンを、進路妨害ギリギリの行為で最内から徐々にサトノクラウンをマークしつつ外外へ。この辺も武豊騎手のうまさが光った場面。真っ直ぐ突き抜けていたらサトノクラウンに間違いなく差されていたところをケア。コンビで勝ち取った勝利でした。これで春秋の天皇賞を制覇といったところです。次はジャパンカップ。楽しみです。

良いところまでは復活か!?マカヒキ

昨年のダービー馬のマカヒキ。ここまで苦戦続きというよりも、ダービー後はイマイチビッとしていない状態でした。しかし4月の大阪杯後からは完全に休養に入り、迎えた前走の毎日王冠では、状態もだいぶ上向いてきた様子。特徴のトップスピードのキレも良くなってきたと言った感じで、前塞がりで内田騎手がもちょうまく捌いてくれていたら結果は違っていたのかなとも思わせる走りっぷりでした。ということで、今回も期待を込めたマカヒキ。
レースですが、スタートはまずまずでしたが、いつものように無理をせずに控えて後方で待機といった序盤でした。3コーナーあたりでキタサンブラックがスーッと上がっていった様に、この地点でやや息ついたと思うことから、ここで最後方に近い番手はいくら差し馬といってもキツイポジショニング。結局4コーナー過ぎたところでも15番手とかなり後ろからの追込みとなり、今回のG1馬が多いメンバーのポテンシャル的にも、この番手から追い込んでも追いつけないのは目に見えていた感じです。しかし最後は10頭ほど差し抜いて、リアルスティールにあよ一歩のところでフィニッシュ。確かに状態面は上向きにあるものの、ダービーを共に制した川田騎手、もしくはフランスに一緒に行ったルメール騎手に乗り換えてもらわないと、内田騎手ではそこが見えている様にも思い、マカヒキは勝てない様にも感じています。

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Hiroyuki.K

神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。