先週の土曜日に京都競馬場にて行われたスワンステークスは、台風の影響もあって、ズバリ重馬場の泥んこ祭り状態での発走となりましたその中でもチカラを出しきったのがM.デムーロ騎手の弟のC.デムーロ騎手鞍上のサングレーザーでした。
正直なところ、マイルの重馬場で時計がかかるレースにおいて、後ろ過ぎで追いつかないかな?と思っていたのですが、最終的にはラスト100mで粘るヒルノデイバローとの叩き合いを演じていたのには驚きでした。そして見事に重賞初制覇でマイルCSへの出走優先権を勝ち取りました。3着には1番人気のレッツゴードンキがしぶとく入り、名誉は保たれた感じでしょうか。

重馬場味方にあと一歩!ヒルノデイバロー

あの馬場状態。個人的に悔やむのは、土曜日は私用で出かけていて馬場状態を見ていなかったところ。帰宅後に映像で確認したところ、「あーあー」と思わずいってしまったほどの馬場状態で、泥んこ祭りだなといったところでした。そうなればヒルノデイバローの連対も視野に入れられたといった、負け惜しみではありますが、そんなところです。キーンランドCのような、馬場状態がパンパンの超高速馬場よりも、馬場状態が渋れば渋るほど重い印を打ちたくなる馬で、やはり今回のメンバー内で見ると見劣りも、今回の馬場を見れば一気に浮上してもおかしくないといったところでしょうか。
スタート自体は悪い部類だったと思いまづが、そこから二の足がよく先行する位置まで押し上げて一息といった内容で、そこからはエコで最内をロスなく走ったレースでした。どの馬も、道悪となっている内を避け、外に振っていく中、四位騎手&ヒルノデイバローコンビは最内を選択。これで先頭列にロスなく並べたのが大きな勝因で、最後は流石に緩くなったものの2着でフィニッシュ、そんなレース内容でした。
一言で強いとは言い切れませんが、柔軟に対応するチカラがあるのかなといったところでしょうか。

なんだかんだで連対!?レッツゴードンキ

色々言いたいところですが、まずはなんだかんだで連対してくるところは、やはり馬個体の能力は凄いといったところでしょうか。個人的な意見としては、もう少し後ろからでも良かったような気もします。あまりにもスローであれば話は違ってきますが、スプリント路線において、ペースはやや流れる傾向にある中で、18頭立ての7番手走行は冒頭にも言いましたがレッツゴードンキにとって前すぎる位置どりで、前半に脚をある程度使ってしまった感は否めないところ。セイウンコウセイも同じような感じで、ここのところバラツキがあり過ぎてイマイチ読めない両者ですが、それでもレッツゴードンキに関していえば、なんだかんだで頑張ってくれたと言いたいです。
次はおそらく香港スプリント。海外で一花咲かせて新年を迎えたいところでしょう。

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