いつの日から突然好きな食べ物はと聞かれると「お蕎麦」と答えるようになっていたという人も多いのでは?私も気がついたらお蕎麦をよく食べてるなと感じています。昔はお蕎麦よりもうどん派だったのですが、気がつくとセイロがドンドンと2枚重なっているんですよね。
私の草野球のおじちゃん連中に聞いても「好きなのは蕎麦だな」と、やっぱり歳を重ねるごとに蕎麦派が増えてくるんでしょうかね?うどん県と言われる香川県はピンチですね。それはさておき、日本食でもあるお蕎麦は昔から食べられていたそうですが、たしかに時代劇などを見てもお蕎麦をズルズルと食していますよね。日本食は栄養があって低カロリーと好評ですが、お蕎麦の栄養のほどはいかほどあるのでしょうか。少し調べてみました。

蕎麦を食べて健康に

蕎麦には、ポリフェノールの一種で毛細血管壁を強化させ、高血圧・糖尿病・老人性痴呆症などに予防効果のあるルチンや、老化を防ぐビタミンEが多く含まれています。ルチンは、白いお蕎麦よりも黒いお蕎麦に多く含まれているそうですので、白いお蕎麦よりも黒いお蕎麦を選ぶと、より大くのルチンを摂取できるということらしいです。
また、お蕎麦は便秘を予防する整腸作用のある食物繊維も白米の2.5倍、その他カルシウム、カリウム、鉄等のミネラルやナイアシン(ビタミンB3:血液循環等に効果)、コリン(高血圧予防効果)も含んでいるようです。血液の循環が良くなるという時点で、まさに健康食品というのがよくわかります。
そば粉のデンプンは他の穀類のデンプンよりも消化吸収が早く、水でも充分といわれる程に糊化温度が低い為、蕎麦を腹一杯食べても胃にもたれず、すぐに消化吸収される「お腹にやさしい」食べ物とも言われています。

飲んでいる席でも

飲んだ後はラーメンではなく、お蕎麦にすると健康にもよいし、低カロリーですみます。
ビタミンB1、B2、ルチン、ナイアシン、コリンは水溶性で、蕎麦のタンパク質の約半分も水溶性の為、蕎麦の栄養成分はそば湯に多量に含まれていますので、「そば湯」はお薦めの飲み物です。そば湯に含まれるナイアシン、コリンは肝臓を保護するとともに解毒作用を促し、アルコールの分解を早めます。このため、お酒を飲んだ後にそばを食べ、そば湯を飲むと悪酔いしないとうのは事実らしく、お蕎麦屋ではお酒のことを『そば前』と呼んでいたそうです。
これだけの栄養素やカラダに良いというのがわかったので、もしかしたら歳を重ねるごとに好きになるお蕎麦は、カラダが本能的に欲しているのかもしれないしれませんね。

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