世界ナンバーワンのホースを決める頂上決戦、それがフランス凱旋門賞ですが現地時間の10月1日(日)、フランスのパリ郊外にあるシャンティイ競馬場2400メートル芝で開催されます。欧州競馬伝統の一戦ということでヨーロッパの競馬関係者はもちろん、世界中のホースマンたちが憧れ、目標とする世界最大級のレースということになります。ここ近年ではロックディスタウンの父であるオルフェーヴルが2度挑戦も、共に2着と後一歩のところで差し切られてしまっており、未だに日本ホースからの優勝がない状況。
意気揚々と日本から出発したサトノ軍団ですが、先日のフォワ賞では重馬場とフランスの芝が合わず4着に沈んだサトノダイヤモンドと6着のサトノノブレス。
本番の凱旋門賞はいかなる戦いとなるのか?

父のためにもリベンジを

サトノダイヤモンドの父といったら、競馬ファン出なくても一度は耳にしたことのあるディープインパクトです。このディープインパクト、国内敵なしといった感じで、黒星をつけたのは有馬記念でハーツクライに負けた僅かに一戦のみ。飛ぶ馬と称されたほどの最強ホースで誰もが凱旋門賞を圧勝してくると信じていました。
しかし環境が変われば精神的にも落ち着かなかったようで、日本では考えられないほどの広大な森の中にある場所で調教が行われるとのこと。その際に、木の間から出てくる野ウサギや鹿などにビクついてバタバタしていたようで、精神的にも安定していなかったようでした。そんな中で挑んだ凱旋門賞は、オルフェーヴル同様に最後の直線で抜け出るも力尽き3着フィニッシュ。その後の検査で薬物反応が出たことにより失格処分となってしまった経緯があります。誰もが最強と疑っていなかったあのディープインパクトの負けは、当時、私も大変ショックでした。

頑張れダイヤモンド

そして今、父が成し遂げることができなかった栄冠に手を伸ばしているのが仔のサトノダイヤモンドです。3歳クラシック最後の王冠である「強い馬が勝つ」と言われている菊花賞を勝ちきり、その後の年末の祭典・有馬記念ではキタサンブラック、ゴールドアクター相手に速さと力でねじ伏せ3歳にして有馬記念ばへと輝きました。スピードとタフさは申し分なし。そして挑んだフォワ賞で、まさかの4着。当初は圧勝でラストは流し気味に勝利するかと思っていましたが直線伸びずといった感じでした。映像を見る限りでは、芝は長く、そして耕運機で耕しているのか?と思ってしまうほど土混じりの芝を蹴り上げていたほど。それほど馬場状態が緩々といった中で踏ん張りが利かなかったのかもしれません。軽傷を負っていたとはいえ、あの失速は正直なところ不安材料といったところでしょう。
しかし、この逆境を超えてからこそ強くなる。父ディープインパクトを超えるにはこの正念場を超えてみろというのが競馬ファンとしての本心。そして、無事に日本に帰って来てほしいといった願いでしょう。
背負う斤量は59.5キロ。かたや1番人気の3歳英国馬のエネイブルは54.5キロ。凱旋門賞は3歳馬が優勢とされていますが、ここで華麗にダイヤモンドのように輝いて更に強くなったサトノダイヤモンドをみてみたいです。
頑張れサトノダイヤモンド!

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Hiroyuki.K

神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。