麦茶とは

麦茶とは、大麦を炒って水分を蒸発させて作られています。なので、新鮮な大麦さえあれば誰でも簡単にオリジナルの麦茶を作ることができるそうです。
麦茶の原材料となる大麦には色々な種類がありますが、麦茶の原材料となる大麦は「六条大麦」と呼ばれるもので麦の穂の実が6列になっている品種を使用します。六条大麦は粒が小さいのが特徴で主に麦茶の原材料として使用されています。ちなみに六条大麦の生産量日本1を誇っているのは福井県です。

ビールや焼酎の原料に使われている麦は六条大麦よりも麦の穂の実が大きく、2列になっている種類の「二条大麦」が使用されています。

麦茶にはこんな効果が

・胃の粘膜を守り、糖尿病合併症を防ぐ
麦茶には、胃の粘膜を荒らすカフェインが入っていません。さらに麦茶には、胃の粘膜を保護する作用や糖尿病の合併症を防ぐ効果、炎症を抑える作用などがあるそうです。
・血液をさらさらにする
麦茶を飲むことで、血液の流動性が高くなることが分かったそうです。麦茶の香り成分の一つであるアルキルピラジン類が、血液の流動性を向上させてくれるようです。より香ばしい香りのする麦茶を選ぶと、効果が高まるそうです。
・リラックス効果
麦茶の香りをかぐと、リラックスしているときに出る脳波(α波)が多く出るそうで、麦
茶の香りでリラックスもできます。
・抗酸化作用がある
麦茶には、身体の細胞を酸化させる活性化酸素を撃退する成分「Pクマル酸」が含まれています。
この働きによって、毎日体に悪いことを積み重ねることにより起きる、生活習慣病を予防することができるといわれています。生活習慣病とは、肥満や糖尿病、高血圧、脳卒中などがあげられますが、これらの病気の90パーセントは活性化酸素により発病します。

そのため、その活性化酸素をやっつける成分が入っている麦茶は効果的といえるでしょう。
・虫歯の予防
ちょっと意外な効果が、虫歯予防です。実は、麦茶にはバクテリアなどの微生物や菌類などの生成や固着を予防する働きがあります。
虫歯は、ミュータンス菌という菌が、歯に残った糖類にくっついて起きます。麦茶はこのミュータンス菌の生成を妨げる働きがあるので、虫歯を予防することができるそうです。
しかし、麦茶を飲めば虫歯にならないということではありませんので、しっかり歯磨きをして、虫歯の元となる糖類も落としてくださいね。

麦茶は、季節にかかわらず、誰でも飲めるやさしい飲み物です。体にいい様々効果もありますし、飲み物として最高かと個人的にはいいかなと思うのですが
皆さんはどうでしょうか。

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