再ブーム。塩麹の効果
発酵食品ブームが起こる中で脚光を浴びた塩麹ですが、意外とこの塩麹とはどんなものでどんな特性があるかをご存じない人もいるでしょう。
塩麹とは
塩麹とは、米の麹に塩と水を混ぜて発酵させたペースト状のもので、最近では塩に代わってしょうゆを使った「しょうゆ麹」もよく見かけるようになりました。
塩麹は最近開発されたもののような印象がありますが、実は古くから利用されてきたものです。
野菜やスルメを麹で漬けた漬物「三五八漬け(さごはちづけ)」は、主に福島、山形、秋田などの東北地方で食されていました。塩・麹・米を3:5:8の割合で作ることから三五八漬けと呼ばれるようになったそうです。
効果や効能
・疲労回復
塩麹には、美肌に最適と言われるビタミンB群、ビタミンB1・B2・B6などの成分が多く含まれています。
ビタミンB1は、疲労回復や脳の代謝に重要な成分です。神経機能を正常に保つ効果があると言われ、イライラした気持ちを抑えてくれるような効能もあります。
また、ビタミンB2やB6には、細胞の再生を促して、健康な肌や髪の毛などを作ってくれる効能もあります。
・美肌効果
麹(コウジ)菌を培養して作られる成分で
コウジ菌がメラニンの生成を抑制することがわかり、
その美白効果から、現在では化粧品などにも配合されています。
メラニンは日焼けやシミ、そばかすなどの原因となるので
紫外線が特に強い時期には積極的に摂りたい成分です。
・肉類を柔らかくする
肉類と言っても、牛とか豚など動物だけとは限りません。当然、魚介類に関しても同じ効果を得ることが出来ます。
お肉や魚の表面に塗って一晩置いておくことで、酵素がタンパク質を分解してくれるので食材が柔らかくなるんです。全部で3つの酵素があるんですが、そのうちのプロテアーゼが活躍してくれます。
もっとより柔らかくしようと一晩程度漬けておくのは特に問題はありませんが、あまり長過ぎると状況によっては発酵臭が強く感じる事もあります。
・便秘解消
麹菌が作り出すアミラーゼは、米のでんぷんを分解する際に「オリゴ糖」作ります。オリゴ糖は、ビフィズス菌のエサになって増殖させることで免疫力を高めることが期待できます。善玉菌が優勢になると、悪玉菌を抑えられ腸の調子を整えて便秘を改善します。
「塩麹」は、お子さんがいらっしゃるご家庭でも、添加物をとらないで良いことから人気の調味料になっています。醤油を使った「しょうゆ麹」などもよく見かけるようになりました。これからもどんどん取り入れていきたいですね。
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こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。
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