レバーに含まれる鉄分はヘム鉄と呼ばれる栄養素で、植物性の非ヘム鉄より5～10倍の吸収率があるとされています。吸収率の高いヘム鉄を摂取することで、効率的な酸素の運搬や、貧血の予防につながります。また、体内に鉄が十分に足りていても銅が不足しているとヘモグロビンが生成されず貧血の原因となりますが、レバーには銅もそれなりに含まれています。
そしてレバーにはビタミンも豊富に含まれています。特に注目すべき栄養素で葉酸、ビタミンB12、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビオチンが挙げられます。
葉酸はビタミンB12と協調し赤血球の合成に関与することから「造血のビタミン」と呼ばれ貧血予防に効果がある他、悪玉アミノ酸が増えるのを防ぐ効果や口内炎を予防する効果があります。
ビタミンAも豊富に含まれており、免疫力の向上、老化防止に効果を発揮します。更にビタミンB1、ビタミンB2 、ビオチンの相乗効果で体を活性化し疲労からの回復を助け、豊富なトリプトファン（必須アミノ酸）は体内でナイアシンの原料になるほか、精神安定や睡眠に関与する神経伝達物質であるセロトニンやメラトニンの原料となるので、精神安定、不眠症の改善、うつ病の改善などに効果があります。

ニラの中にはにんにくにも含まれている、アリシンという栄養があり、アリシンを摂取することで、身体の中でのエネルギー効率を高めてスタミナを高めて体力アップをすることができます。
この効果のためにニラレバはスタミナ料理と言われているのです、
またニラにもレバー同様、鉄分と、ビタミンCが豊富に含まれています。
そしてビタミンCと同時に摂取すると、吸収率が大きく向上します。貧血気味の方はニラをこまめに食べることをおすすめします。
胃腸を適度に刺激するため、食欲増進だけでなく便秘解消の効果も期待できます。

ニラレバ炒めの名の中に入ってませんが、もやしもニラレバ炒めの大事な仲間です。
そんなもやしにはアミラーゼという消化酵素が内臓の中で、調子を整えてくれる成分が含まれており、胃腸の調子が良くなれば減衰していた食欲も復活し、しっかりと食事ができるようになります。
更に疲労回復効果やエネルギーを作る助けを高めるビタミンB1やビタミンB2、アスパラギン酸という栄養も含まれています。
そのため、夏バテで疲れが溜まって動けないという場合には、もやしを食べることで
疲れから回復しやすくなります。
夏場に食べるスタミナ料理に、もやしが多く使われている理由が、この疲労回復の効果が高さからなのです。

いかがでしたでしょうか？
ニラレバは互いにスタミナアップに繋がる効果があるので、まさに最強タッグのスタミナ料理なのです。
そして抜群に味の相性も良く、まさに奇跡の料理とも言えますね。
あぁ熱く書いていたら無性にレバニラ定食が食べたくなってきた〜

今日の晩御飯は餃子の王将へ行ってニラレバ定食で決まりですね！