阪神タイガース 2-1 広島カープ

勝: メッセンジャー (9勝5敗)
S: ドリス (1勝3敗24S)
負: 野村祐輔 (5勝4敗)

後半戦の初戦は黒星スタート。実に悔しい敗戦でした。点差は1点差でしたが点差以上に突き放されていた印象でした。ホームベースが遠かった。。。
広島カープは3回、2アウトながら満塁のチャンスを作ると、エルドレッド選手がフォアボールを選び押し出して1点を先制しました。しかしその後の安部選手が三振をし、好機を生かせずこの回1点止まり。
広島カープ先発は野村祐輔選手。4回に2アウト1塁で糸原選手にタイムリー2ベースヒットを打たれ同点に追いつかれると、続く梅野選手にもタイムリーヒットを打たれ逆転されてしまいました。野村選手が打ち込まれたのはこの回だけでしたね。非常にもったいなかったです。野村選手は5回を2失点という粘りのピッチングを見せ、6回の打席時に代打を送られ逆転を信じ、降板。しかし、代打のバティスタ選手が三振をし、得点ならず。
広島カープはランナーを得点圏に進めるものの後続が阪神タイガース投手陣を打ち込めず、最後はドリス選手の前に3者凡退に打ち取られ敗戦。。。
野村選手は鬼門の甲子園球場で4年ぶりの勝ち星をあげることができませんでした。しかし、本当に悔しい試合。野村選手が好投していたので、勝ち星をつけてあげたかった試合。今シーズン、野村選手が登板する試合はなぜか打撃陣が抑え込まれている印象ですね。打撃陣も6安打に抑え込まれて、押し出しだけの1得点止まり。あと1打が遠かった広島カープ。悔しい敗戦でした。

この試合、敗戦はしたものの、広島カープが誇る1,2番コンビが躍動してくれました。
まずはリードオフマンの田中広輔選手。
初回にセンター前ヒットを放ち、その後3塁まで進塁。
7回にも先頭打者で打席に立って内野安打で0アウトで出塁し、この回も3塁まで進塁しました。田中選手は最近好調をキープしており、打率も,294と3割に迫る勢い。ここ最近リードオフマンの活躍をしっかり果たしてくれていますね。
田中選手の後を打つ菊池涼介選手は、田中選手の出塁後、確実に送りバントを決めてチャンスメイクをしてくれました。菊池選手も今シーズン序盤は苦しんでいましたが、前半戦終盤あたりから調子が上向きになり、打率も,280。ヒットも打ててしっかり送りバントも決めることができる菊池選手。この1,2番番コンビが現在の広島カープを支えてくれています。
しかし、ここで心配なのがタナキクの後を打つ丸佳浩選手と鈴木誠也選手。
丸選手は交流戦まで非常に好調で、首位打者に躍り出るなど打撃が好調でしたが、ここ最近、不振に苦しんでいる様子で、最近の打率も1割とこれまでの好調が嘘かのようなスランプに陥っています。これまで、丸選手のバッティングで勝利を収めてきた広島カープですが、1,2番が出塁してもここで流れが止まってしまっています。
そして鈴木誠也選手。
得点圏打率が,269と、チャンスで凡退してしまっている場面が多く見受けられます。今シーズンから4番に座っている鈴木選手ですが、4番の重圧に押しつぶされてしまっているのでしょうか。
この3,4番コンビの不調は広島カープにとって致命的です。かなり不安ですね。2連覇に向けてこれから踏ん張りどころがあると思いますが、そこでもこのコンビの活躍は必要不可欠。まだ2位とのゲーム差もあるので、少し休ませてリフレッシュさせてあげるのもいいのではないでしょうか。

阪神タイガース 対 広島カープ
【予告先発】
阪神タイガース: 岩貞祐太 (4勝5敗)
広島カープ: 大瀬良大地 (5勝0敗)
甲子園球場 18時プレイボール

広島カープ先発は大瀬良大地選手。
ここ最近、突如崩れることがあり、約1ヶ月勝ち星から遠ざかっています。
オールスター休みもあり、前回登板から9日間隔が空いているので、！リフレッシュできているかもしれませんね。大瀬良選手が投げる試合は、大瀬良選手降板後、なぜか打線が奮起し、逆転する場面があり、大瀬良選手の負けを消してくれています。味方の援護を信じて、大瀬良選手らしい投球で、6勝目とチームの勝利に貢献していただきたいですね。
野手の注目選手は鈴木誠也選手。
大瀬良選手が登板する試合は、エラーをすることが多いんですが、7ホームラン20打点と打撃でその分を取り返してくれています。
やはり鈴木選手の活躍は必要不可欠。鈴木選手の活躍で連敗阻止していただきたいですね。
初戦は負けましたが、今日から連勝して勝ち越しを決めるぞ！！
頑張れ広島カープ！！！！