日焼け止めクリーム使用でビタミンD不足!?

夏真っ盛り。真夏の太陽の強い照り返しに、多くの女性が日焼け防止、紫外線対策に日焼け止めクリームを使用している方かと思います。
しかし、この日焼け止めクリーム。過度に使うのもあまり良くないようです。
最近の研究結果で20代の女性が週3回以上日焼け止めを使った場合、血中のビタミンD濃度が常に欠乏状態になっていることがわかりました。
このビタミンDが不足するとどうして良くないのでしょうか?

ビタミンD不足なるとどうなるのか?

ビタミンDを摂る効果としてはカルシウムの吸収が上がることで、骨を強化することができたり、がん細胞の増殖を低下させる、かぜやインフルエンザなどの感染症を防ぐための免疫力向上、糖尿病予防、筋肉の強度を高める効果などがあることが分かっています。
またビタミンDが生成されるということは、新しい肌細胞を成長させてくれます。その結果、肌荒れが改善したり、くすみを解消したりしてくれます。

なのでビタミンD不足になるとカルシウムの吸収が悪くなり、骨密度や筋肉も弱くなり、骨折につながります。
しかし、ビタミンDは主に日光を浴びることで補うことが出来るので、日焼け止めクリームを塗ることにより吸収を95%もカットしてしまうので、自然にビタミンDを補う機会を失ってしまう訳です。
でも紫外線でシミができるのも嫌だ!
そんな難しい問題もでてきてしまうのが夏の日焼け対策です。

日焼け防止もしながらビタミンDを摂る方法

では紫外線対策もできて、ビタミンDも摂るにはどうすれば良いか?
おすすめの方法として、紫外線がピークでない時間帯に、顔や腕、手などに10分間程度日光が当たる様にしましょう。
早朝の散歩も良いと思います。
涼しい時間帯に体を動かすメリットもありますので。
あとはビタミンDを豊富に含んでいる食べ物いつも以上に食べることもオススメします。
油分の多い魚、卵の黄身、チーズ、マーガリンなどが該当します。
それでも心配な方はサプリメントで補うのも手です。

関連するキーワード