大型連敗大型連勝の繰り返し

オリックスバファローズの前半戦は一言で言い表せば、ジェットコースターのような好不調の激しい成績でした。
開幕3連戦で東北楽天ゴールデンイーグル3連敗し、どうなるかと思ったら、そこから破竹の快進撃で、3月、4月の成績は15勝8敗と、楽天と首位争いを演じる大躍進を遂げてました。
しか、5月に入ると状況は一変、球団月間成績ワーストとなる6勝19敗1分けと大きく負け越し、一気に首位戦線どころか、Bクラスに陥落しました。

その後6月に入り交流戦に突入すると再び調子を戻し7連勝。しかし交流戦後半からは再び負け込み6連敗。大型連勝、大型連敗を交互にして、最後は4連勝でフィニッシュ。
借金3の4位でシーズン折り返しをする事となりました。

前半戦のMVP

前半のチームMVPは、何と言っても新外国人・ステフェン・ロメロ選手と言っても過言ではありません!
一時1ヶ月間はケガで離脱しながらも、打率.317 16本塁打 33打点と打撃成績チーム2冠の素晴らしい成績を残してくれました。
ロメロが打てばチームが勝てるという流れを作り、そして、ここぞという時に打ってくれる頼もしい助っ人は、近年失敗続きだったオリックスの生え抜き外国人野手成功といえる存在となりました。
次に、MVP級の活躍を見せたのルーキーの黒木優太選手でしょう。
ルーキーながら8回の大事な場面を任される絶対的セットアッパーとしてチーム最多の38試合に登板。150キロを越す伸びのある直球を武器に、相手打者を圧倒し、いくどr勝利に貢献しました。
他には、選手会長としてチームを引っ張るTー岡田選手は開幕から好調をキープし、打率.287 18本塁打と,2010年の本塁打王を取ったシーズン以来の好成績でシーズンを折り返しました。
今シーズンケガから復帰したベテラン小谷野栄一選手は、かつての勝負強い打撃が復活。
4月の好スタートの要因にもなりました。

後半戦は吉田正尚選手が加わり、さらに選手層に厚みを増したオリックスバファローズ。
まだまだCS圏内に目指せる位置にあります。
怒涛の後半戦の追い上げに期待です。

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