自重の倍以上持ち上げる。

オリンピック競技の中で力(パワー)を見せつける競技の1つですね。柔道やレスリングの様な対相手ではなく自分との戦いですね。瞬発系で言えば陸上の短距離に似ているかもしれません。陸上は風などの影響を受けますが、ウエイトリフティングは室内なのでいかに自分の良いコンディションニングで臨めるかですね。外国人の力では叶わない競技ですが、過去のオリンピックでは金メダルを獲得した種目でもあります。三宅義信選手は1964年東京オリンピック、1968メキシコシティオリンピックの男子フェザー級で金メダルを獲得。実の弟義行選手もメキシコシティオリンピックで銅メダルを獲得しました。その銅メダルを獲得した三宅義行選手の娘が2012年ロンドンオリンピックで銀メダル、2016年のリオオリンピックで銅メダルを獲得した三宅宏実選手です。オリンピック史上初の父娘でメダルを獲得したと話題になりました。

競技の概要

競技用プラットホーム:4m×4m×高さ10cm
「スナッチ」と「クリーン&ジャーク」を、それぞれ3回ずつ試技します。それぞれのベスト重量の和で順位を競います。 バーベルを頭上に挙げ、3人のレフリーの内、2人以上が白いランプをつけた場合に「成功」となります。

ポイント!!

男女別・体重別の競技のため、体格によるハンディがなく、公平に競技を行える点が大きな特徴です。 最終的にはパワーが勝敗を左右しますが、パワー以外にも、テクニック・スピード・タイミング・バランス・柔軟性などスポーツの基本である要素すべてが要求される競技です。 選手がバーベルを持ちあげるのはほんの一瞬です。この一瞬に、選手は持つ力と技術の全てを発揮しています。その一瞬の緊張感と、成功をしたときの大きな喜びとを選手と一緒に味わえるのが、この競技の大きな魅力です。

最後に

ウエイトリフティングと言うと日本ではマイナーですね。特に部活で活動もしているとこも少ないですし競技人口が少ないのが残念ですね。しかし2020年の東京オリンピックでは、ウエイトリフティングでメダルを獲得して盛り上げて欲しいですね。日本人ならではの粘り強い性格はウエイトリフティングでも結果が出る競技だと思いますね。

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